ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > ようこそ市長の部屋へ > ふれあい市長室(248)

本文

更新日:2026年8月1日更新

ふれあい市長室(248)

防犯意識を高め、安全・安心な地域づくりを

令和8年(2026年)8月 南あわじ市長 守本 憲弘

 毎日のようにニュースで目にする「特殊詐欺」、遠くの出来事のように感じておられますか。実は、南あわじ市でも昨年から今年にかけて多くの事件が発生し、被害総額は1億円を超えています。

 

 例えば、警察官や役所の職員、家族などになりすまして電話をかけ、お金やキャッシュカードをだまし取る手口があります。警察官を名乗る人から「あなたの銀行口座が犯罪に利用されている、警察でチェックするからお金を移動して欲しい。」と電話で警告され、その後、金融機関からも同じ趣旨の連絡があり、次第に信用して指定された口座に振り込んでしまいます。「自分は大丈夫」と油断していると、人間の心理の弱みをついた手口に引き込まれてしまうのです。

 

 また、偶然の出会いのふりをして仲良くなり、投資話をもちかける「投資詐欺」、異性を装って恋愛感情を抱かせた上で一時的な金銭の用立てを依頼したり、投資を勧誘する「ロマンス詐欺」など、手口は年々巧妙になっています。

 

 特殊詐欺だけでなく、「高額報酬」「簡単に稼げる」といった言葉で若者を誘う、いわゆる「闇バイト」も深刻な社会問題となっています。軽い気持ちで応募すると、特殊詐欺や強盗、空き巣などの犯罪に巻き込まれ、取り返しのつかない事態に陥ります。南あわじ市でも、応募してしまったと警察に相談に来た事案があるそうです。

 

 さらに、島外からの窃盗グループによる空き巣などの侵入窃盗も増加傾向にあり、南あわじ市も、日本全体の犯罪件数増加の波に巻き込まれています。

 

 このように、犯罪の手口が多様化し、件数も増加傾向に転じる中、日頃の備えがとても大切になっています。防犯機能付き電話を設置する、外出時は戸締まりを徹底する、また、少しでも疑いのある電話を受けた場合や近所で不審な車、人物を見掛けた場合には、警察に相談するなど、ご家庭やご近所で犯罪の危険性について話し合い、対応方針を共有しておくことが、大きな力となります。

 

 南あわじ市がこれからも安心して暮らせるまちであり続けるためには、市民の皆様一人ひとりの防犯意識と地域のつながりが欠かせません。家族や地域で声を掛け合いながら、犯罪に負けない、安全・安心なまちづくりをともに進めてまいりましょう。