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ふれあい市長室(175)

印刷用ページを表示する更新日:2020年5月1日更新 <外部リンク>

住民力こそ南あわじ市の最大の強み!共にこの困難を乗り越えましょう

令和2年(2020年)5月 南あわじ市長 守本 憲弘

 4月7日、安倍首相が新型コロナウイルス感染症にかかる緊急事態宣言を行い、兵庫県も緊急事態措置の実施区域となってから早くも4週目となりました。全世界に感染が拡大し、日本、兵庫県も例外ではありません。4月16日には、淡路島でも3人目の感染者が確認され、ますます予断を許さない状況が続いています。
 既にいろいろなところで言われていますが、市民の皆さまに改めて次のような感染拡大防止対策をお願いしたいと思います。
(1)不要不急の外出や、三密といわれる「3つの条件の重なり」❶換気の悪い密閉空間❷多くの人が密集❸近距離での会話や発声(密接)を避ける。
(2)こまめな手洗いや消毒に努め、人混みではマスクを着用する。
(3)毎日検温し、熱、せきなど、異常があればむやみに外出しない。

 市役所庁舎におきましても、午前・午後の一斉換気や市民の皆さん方の待合スペースでの間隔の確保、終業後の庁舎内のこまめな消毒作業など、感染予防に努めております。ご不便をおかけする場合もあるかと存じますが、ご理解・ご協力をお願い申しあげます。
本市においては、新型コロナウイルス感染症対策についての国・県の緊急経済対策の実施に加え、それらを補完する市の施策の展開を行うため、4月末の臨時議会に補正予算を提案させていただきました。
 南あわじ市の基幹産業である農畜水産業、本来であれば、春の大潮で多くの観光客が訪れる鳴門海峡の渦潮や500余年の伝統を誇る淡路人形浄瑠璃をはじめ、多くの観光施設、旅館、ホテルや商工業も売り上げが大きく落ち込み、休業も増えている現状にあります。国の個人向け給付金をはじめとする各支援策について、スピード感をもって対応できるよう、十分な準備を行っています。
 特に市民の皆さんの関心が高い、個人や事業主の方々への給付金等については、市でも電話での相談を受け付けるコールセンターを立ち上げ、対応してまいります。問合せ電話番号等については、今月号の広報紙の3ページに掲載しています。
 また、南あわじ市商工会や南あわじ市社会福祉協議会にもご理解をいただき、具体的な相談に対応できる窓口体制を立ち上げています。
 市民の皆さんには、ご不便をおかけする部分も多々あるかと存じますが、今こそ南あわじ市の強みである強力な住民力を発揮していただいて、市民一丸となってこの状況を乗り切っていくときであると思います。市といたしましても、職員が全力で対応いたしますので、どうぞよろしくお願い申しあげます。

新型コロナウイルス感染症対策に係る施策についての記者発表