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ふれあい市長室(94)

印刷用ページを表示する更新日:2018年4月1日更新 <外部リンク>


伝統文化振興による地域活性化


平成25年8月 南あわじ市長 中 田 勝 久


 行政懇談会を6月29日の南淡地域、6月30日の緑地域、7月1日の西淡地域、7月3日の三原地域と計4回開催させていただきました。自治会長さんを始めとする各団体の役員の皆さん方を対象にご案内させていただきましたが、夜の開催にも関わらず毎回約100名の方々、延約400名の方々にご出席をいただき本当に有難うございました。特に質疑応答の時間には、市政に対して熱心なご質問やご提言をいただき、ご出席の皆さんの関心の高さに市政を預かるものとして、幹部職員ともども身が引き締まる思いがいたしました。今後も行政として丁寧な説明と、広報、ケーブルテレビ、ホームページ等を使ったきめ細かな情報発信に努めてまいります。また、懇談会でいただいた貴重なご意見・ご提言については真摯に受け止め、今後の施策に活かしていきたいと考えております。
 さて、新聞によりますと淡路県民局が島内の今年1~3月の主要経済・金融関連指標をまとめ、淡路ファームパークや淡路人形座を始めとする島内主要観光施設6施設の入場者は昨年同期に比べて12.5%増加し、31万6000人になったとの報道がありました。要因の一つには、昨年8月にオープンした淡路人形座の入場者が、ほぼ倍増したことがあるとのことです。淡路人形座では本年6月、島内では実に16年ぶりに「絵本太功記十段目~尼ヶ崎の段」の特別公演を行いました。昨年8月の新館移転以降、こういった特別公演を月に1回行ったり、人形・太夫・三味線をわかり易く解説するレクチャーを実施するなどの運営努力の成果が出てきたと嬉しく思っています。この数字が一過性のもので終わらないよう、今年度は、県民局と連携し小学校高学年・中学生を対象に淡路人形浄瑠璃体験教室のバスの助成を行い、子どもの時から淡路人形浄瑠璃に触れ合う機会を少しでも増やすことができるようにしてまいります。加えて、本年は12月に淡路人形サミット&フェスティバルが当市で開催されます。全国に「淡路人形浄瑠璃」「淡路人形座」「南あわじ市」をPRする絶好の機会だと考えております。今後も実績を着実に積み重ね、「淡路人形浄瑠璃」「淡路人形座」が今以上に地域に欠かせないものとなるよう市もサポートしていきます。
 市民の皆さんにおかれましては、淡路人形浄瑠璃を始めとした南あわじ市の豊かな伝統文化の振興が、地域の活性化と発展に繋がっていきますよう、今後も施策へのご理解とより積極的なご協力をいただきますようお願い申し上げます。

南あわじ市行政懇談会で話す中田市長の写真です
▲南あわじ市行政懇談会で話す中田市長(中央)