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ふれあい市長室(154)

印刷用ページを表示する更新日:2018年8月13日更新 <外部リンク>

台風などの風水害へ日頃からの備えを

平成30年8月 南あわじ市長 守本 憲弘

 西日本を中心に降り続き、中国・四国地方に大きな被害をもたらした7月上旬の記録的な大雨を、気象庁は「平成30年7月豪雨」と名付けました。南あわじ市でも7月4日(水)の夜遅くから降雨が続き、諭鶴羽の雨量計では計500ミリを超える雨量が観測され、7月8日(日)には市に土砂災害警戒情報が発表されました。
 ため池からの漏水や、土砂災害発生のおそれから、市も一部地域に避難指示等を発令しました。幸いにして人的被害は発生しませんでしたが、避難をされた方は、不安な思いで過ごされたのではないかと思います。
 また、島外や市外から南あわじ市に来訪していた方も含め、一人でも多くの方に情報を伝えるべく、防災行政無線の戸別受信機のほか、携帯電話各社の緊急速報メール機能を使い、市内の携帯電話エリア内におられる方全てに避難情報を発信しました。突然の携帯電話の警報音に驚かれた方も多かったのではないでしょうか。
 今は梅雨明けし、夏本番を迎えておりますが、今後は、台風シーズンを控えており油断はできません。南あわじ市に大きな被害をもたらした平成16年の台風23号災害は、夏も過ぎた10月の台風が原因でした。
 加えて、最近は、ごく狭い範囲に短時間で強い雨が降る「局地的大雨」や、激しい雨が数時間にわたって降り続く「集中豪雨」などによって起きる災害も増えています。こうした雨は狭い地域で突発的に降るため、台風と違って発生の予測は難しく、突然に状況が変わるため、十分注意が必要です。持ち出し品
 風水害への日頃の備えとして、雨が始まる前にしておくべきことがあります。❶懐中電灯、ラジオ、常備薬、飲食料などの非常持ち出し品の準備、❷屋外設置物が風に飛ばされないようにしっかりと固定、❸側溝などの掃除、❹避難場所と避難ルートの確認、です。そして、いざ避難ですが、避難勧告等が発令されていなくても、危険な場所にいる場合や、避難に時間がかかる場合は、早めに安全な場所への自主避難が大切です。一方、大雨時や浸水している中、また夜間の避難は、側溝に転落するおそれがあるなど危険を伴います。無理に避難をするよりも、自宅の高い階に避難した方が安全な場合もありますので、周りの状況を慎重に判断して行動してください。できれば大雨時の就寝は、頑丈な建物の2階以上、山とは反対側の部屋をお勧めします。
 雨は災いをもたらすこともありますが、恵みをもたらしてもくれるものです。豊かな自然の中で恵みに感謝しつつ、災いを小さくしていくための工夫と努力を続けていきましょう。