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更新日:2025年12月1日更新

ふれあい市長室(240)

地域と語り、未来へつなぐ対話の場
 ​~声を聴き、共に描く南あわじのこれから~

令和7年(2025年)12月 南あわじ市長 守本 憲弘

 南あわじ市では、「子育ての喜びが見えるまち」の実現に向けて、5つの行動を柱に市政運営を進めています。その一つが、「『対話と行動の行政』の実現によるまちづくり」です。行政が一方的に方針を伝えるのではなく、地域の皆さんと課題や将来像を語り合いながら、一緒にまちをつくっていくことを目指しています。

 令和元年度には、市内21地区で「地域と市長の対話の場」を開催し、地域の現状や課題、魅力や可能性について、多くのご意見や提案をいただきました。防災や高齢社会対策、獣害対策などのほか、地域のにぎわいづくりに関する前向きなアイデアも数多く寄せられました。
 令和4年度には、新型コロナウイルス感染症の影響により、旧町単位の4地区での開催としました。地域の皆さんと直接顔を合わせる機会が限られる中でも、市の対応状況や取り組みの進捗をお伝えしながら意見交換を重ね、自治会加入率の低下や担い手不足など、地域の持続に関わる課題を改めて共有することができました。これを受けて、市では自治会加入促進事業や、若者の地域活動参加を後押しする「地域の担い手づくり事業」などを進めてきました。 また、地域と行政が協働して道路や側溝などの生活インフラを維持管理する「地域協働インフラメンテナンス事業」も、これらの対話をきっかけに生まれた取り組みの一つです。身近な環境を自分たちの手で守り、行政と力を合わせて暮らしの安全を支えていく姿は、まさに“共に創る地域”の象徴といえます。
 さらに、令和3年から6年にかけては、分野別対話として4年間で計41の団体の皆さんと意見交換を行いました。その成果として、消防団の報酬の改善や休日保育サービスの新設、デジタルサポート講座の展開など、各分野の団体の声を踏まえた具体的な取り組みが数多く生まれています。


 そして本年11月から、3度目となる「地域との対話」が始まりました。今回は、地域づくり協議会と行政の共同開催として実施しており、令和8年度中に市内21地区すべてでの開催を予定しています。地域づくり協議会の発足から10年の節目を迎える中で、これまでの歩みを確かめながら、次の10年をどう描くか、そんな未来志向の意見交換を重ねていきます。


 地域の声を聴き、形にしていくことは、時間のかかる道のりかもしれません。しかし、その一歩一歩が南あわじ市の力となり、未来を動かす原動力になると信じています。これからも、現場の声に寄り添いながら、市民の皆さんとともに、誰もが誇りを持って暮らせるまちづくりを進めてまいります。