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ふれあい市長室(188)

印刷用ページを表示する更新日:2021年7月1日更新 <外部リンク>

「油断することなく、引き続き感染予防の徹底を」~緊急事態宣言解除とワクチン接種の進捗状況~

令和3年(2021年)7月 南あわじ市長 守本 憲弘

 10都道府県に発令されていた緊急事態宣言が、沖縄県を除く9都道府県で解除され、兵庫県を含む7都道府県は、まん延防止等重点措置に移行しました。兵庫県では、緊急事態宣言解除後の県内の感染症対策として、まん延防止等重点措置区域とその他の区域に分けた対策の概要が発表されました。淡路島は、重点措置区域外となりましたが、措置区域よりも緩和されているとはいえ、飲食店の営業時間短縮および酒類提供の制限に関する要請は継続しています。
 淡路島内の感染者数に目を向けると、4月25日の緊急事態宣言発出以降、新規感染者の発生は低く抑えられています。6月20日時点で、1カ月近くその数が0となっていることは、市民の皆さま方のご尽力による結果です。心から感謝申しあげます。
 また、本市の高齢者へのワクチン接種は、6月16日時点で1回目の接種率が全対象高齢者の7割を超え、県下の市ではトップとなるなど、順調に進んでおり、6月16日から2回目の接種に入っています。接種にあたって、南あわじ市医師会の全面的なご協力をいただいていますことに心から感謝申しあげます。「受付から接種までとてもスムーズだった」と接種を終えた方からのお褒めの言葉もいただきました。携わる職員も日々改善を重ねていますが、接種会場に来られる市民の皆さまの会場運営へのご協力に併せて感謝申しあげます。
 一方で、64歳以下のワクチン接種については、菅首相が11月中には接種を完了させると国会で表明されました。6月に行われた全国知事会でも、高齢者以外のワクチン接種を加速させる旨の提言が国に対してなされ、職域接種に向けた取り組みも島内で出てきています。本市でも、市医師会・歯科医師会との協議を重ね、国の動きを注視しつつ、迅速な接種に向けた準備を進めてまいります。
 コロナ禍により長引く行動制限は、社会活動を低下させ、地域経済にも大きな影響を与えています。本市では、緊急総合対策の一つとして、南あわじ市商工会のご尽力、参加商店街の皆さまのご協力により7月1日から「プレミアム付商品券」を販売します。さらに、キャッシュレス決済によるポイント還元事業なども予定していますので、市民の皆さまには、市内経済活性化のためにも積極的なご利用をお願いします。また、公民館など市の施設をご利用いただき、さまざまな活動の再開にも取り組んでいただきますようお願いします。
 解除された緊急事態宣言、まん延防止等重点措置区域から淡路島は外れ、ワクチン接種も順調に進捗しているなどにより、安堵する気持ちもあると思います。しかし、ワクチンの効果は万全ではありませんし、感染力が強いとされる変異株の流行にも警戒が必要です。感染拡大の「第5波」は何としても防がなければなりません。市民の皆さまにおかれましては、引き続き、感染予防にご理解、ご協力くださいますようお願い申しあげます。


感染症対策にご協力をお願いします
・3密を避ける
・マスクの着用
・手指の消毒
・不要不急の外出を避ける
・室内や移動の車内などでは換気を十分に行う