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ふれあい市長室(192)

印刷用ページを表示する更新日:2021年11月1日更新 <外部リンク>

対話と行動の行政の更なる進化をめざして

令和3年(2021年)11月 南あわじ市長 守本 憲弘

市民と市職員たちが意見交換する懇談会の写真

 秋も深まり、朝夕の冷え込みを感じるようになってきました。平素より南あわじ市政に格別のご理解とご協力をいただいておりますことに心からお礼申しあげます。
 私が市長に就任させていただいてから5年目、就任時から「対話と行動の行政」を掲げて市政に取り組んできました。市民の皆さまと市役所が「対話」を通じて、まちづくりの目標を共有し、その実現に向けて共に行動していくことで、市民一人ひとりが魅力を持ち、市民主体の生き生きしたまちづくりができるはずと考えるからです。
 このような本来あるべき行政を築き上げるために一番重要なことは、市役所の全職員が市民協働の理念を共有し、高い意欲を持って市民の皆さまと対話し、課題を発見・解決していくことです。
 これまでにも「最強の市役所」をめざして、幹部と力を合わせ、適切な行政の執行と人材育成に努めてまいりました。そうした中で、総合窓口センターの設置によるワンストップ窓口の実現や昨年以来の新型コロナウイルス感染症対策における、定額給付金の迅速な給付、産業界と二人三脚で実施している飲食の半額キャンペーン(ジモ得)をはじめとする消費活性化対策、医師会・歯科医師会の協力のもと円滑に進めることができた新型コロナワクチン接種など、市民の皆さまからも多くのお褒めの言葉をいただくことができました。これからも市民の皆さま、関係者の皆さまと協働してチャレンジし続け、南あわじ市を進化させていくため、職員は絶えず成長していかなければなりません。
 本市では今年度から「人材育成室」を総務課内に設置し、職員の能力向上に強力に取り組もうとしています。その一つとして、来年度から導入することとしている目標管理制度は、すべての職員が「実現させたい南あわじ市の未来の姿」を共有し、日々の業務が「市がめざす姿」の実現にどう寄与しているかを考えながら、常により高い目標に向かって仕事を前進させていく取り組みです。
 目標を達成する過程で様々な課題を乗り越えていくためには、職員一人ひとりの能力向上が必要となります。私自身も公務員としての職務を通じて習得してきた、対話の心構えや技術、課題解決の手法などを伝え、職員の成長をサポートします。また、職員が市民の皆さまとの対話を通じた地域課題の解決や生活向上への取り組みなど、果たすべき仕事に集中できる環境を整えるため、ICTの活用、ペーパーレス化など、業務全体の自動化・省力化の基盤を整備し、職員自らが新しい技術も取り入れながら業務改善への取り組みを加速していきます。
 これからも市民の皆さまに「南あわじ市に住んで良かった」と感じていただけるよう、職員と一丸となって市政運営に取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をお願い申しあげます。

感染症対策にご協力をお願いします

  • 3密を避け、人と接する場合はマスクを着用する
  • 手洗いや手指の消毒を励行する
  • 室内や移動の車内などでは換気を十分に行う