ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地トップページ > 市長の部屋 > ふれあい市長室 > 令和3年度 > ふれあい市長室(189)

本文

ふれあい市長室(189)

印刷用ページを表示する更新日:2021年8月1日更新 <外部リンク>

「自然災害に常に備える」~災害はいつ起こるかわかりません!~

令和3年(2021年)8月 南あわじ市長 守本 憲弘

7月3日に静岡県熱海市の伊豆山地区で発生した大規模な土石流は、多数の死者、行方不明者を含め、甚大な被害をもたらしました。お亡くなりになられた方々のご冥福と、被災した地域の一日も早い復興を心からお祈り申しあげます。
さて、気象庁のホームページで近年の豪雨災害発生の状況をみてみますと、西日本から東日本、東北地方の広い範囲で大雨による被害をもたらした「令和2年7月豪雨」をはじめ、梅雨前線によるものやゲリラ豪雨など、多数の被害が発生しています。 また、統計データでは、年平均約12個の台風が日本に接近し、そのうち約9個が8月以降の接近となっており、季節的な感覚のみでなく、データからも、これからが台風襲来の本格的な時節となることがわかります。市民の皆さまにおかれましては、国・県・市から発表される情報をご確認いただくとともに、各ご家庭でも防災への備えを今一度見直していただきますようお願いします。その際には、次の二点もお忘れないようお願いします。
(1)各戸に配布しておりますハザードマップ(市ホームページでもご覧いただけます)を参照し、土砂災害警戒区域や浸水想定区域など自宅や周辺の危険箇所を確認する。
(2)近くの指定避難所も併せて確認する。
なお、市では、避難所に簡易テントや簡易ベッドなどを配備し、感染症対策にも備えています。
早いもので、東日本大震災から10年が経過しました。私も経済産業省在職時から関わっていたこともあり、被災地復興への強い思いを持っています。本市では、この間、全国市長会からの要請により、被災地復興支援として震災からこの3月までの10年間、南三陸町に職員を派遣してきました。先日、南三陸町の佐藤町長が本市を訪問くださり、丁寧な感謝状をいただきました。当日は、本市から派遣した歴代職員や危機管理部も同席し、近い将来の発生が危惧されている「南海トラフ巨大地震」や大雨による災害など、いつ起こるかわからない「自然災害」にしっかり備えていくというお互いの強い想いを共有するとともに、このご縁を大切に、引き続き交流していくことを確認いたしました。
「自然災害」は、いつ起こるか予測がつきません。しかし、台風や大雨などについては気象情報などにより、事前に一定の避難準備をすることは可能です。市民の皆さまにおかれましては、「自分の命は自分で守る」意識をさらに持っていただき、これからの台風シーズンに備えていただきますようお願い申しあげます。

感染症対策にご協力をお願いします

  • 3密を避ける
  • マスクの着用
  • 手指の消毒
  • 不要不急の外出を避ける
  • 室内や移動の車内などでは換気を十分に行う