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ふれあい市長室(187)

印刷用ページを表示する更新日:2021年6月1日更新 <外部リンク>

市民の皆さまへ~ワクチン接種予約への落ち着いた行動に感謝~

令和3年(2021年)6月 南あわじ市長 守本 憲弘

 5月7日、緊急事態宣言の5月末までの延長が発表されました。兵庫県では、ピーク時に600人前後であった1日あたりの新規感染者数が、最近は300人前後と減少傾向にあるとはいえ、いまだ高い水準です。淡路島では、宣言直前は新規感染者数が10人を超える日もあり、人口比率で阪神都市部に迫る水準に達しましたが、宣言後は0人の日もみられるなど、大幅に減少しました。市民の皆さまや事業者の皆さまの感染防止への意識の高さとその実行力に改めて感謝と敬意を表します。一方、そうした中、5月後半に市職員の感染者を出し、ご心配をおかけしたことについては、大変申し訳なく思っております。
 さて、新型コロナワクチンの接種については、混雑を避けるため、年齢層別の5段階に分けてご案内しました。大きな混乱もなく、予約受付をさせていただくことができたのは、皆さまのご理解と落ち着いた行動の賜物です。心から感謝申しあげます。5月26日から集団接種も始まり、個別接種についても順次5病院、3診療所で始まっています。なお、集団接種会場にお越しいただく際には、接種券や予診票、本人確認書類、予約完了後に市から送付させていただいている「予約完了のお知らせ」、お薬手帳(お持ちの方)などをご持参ください。また、ワクチン接種にあたっては、南あわじ市医師会の皆さまの絶大なるご協力をいただいております。この場を借りまして厚くお礼申しあげます。
 コロナ禍で長引く行動制限の中、高齢者の方々を中心に、ストレスの蓄積や運動不足も心配されます。市では、緊急事態宣言後、利用を制限していた市の施設について、5月12日から一部の制限を残し、利用を再開しています。市民の皆さまには十分な感染予防対策の上、積極的に施設をご利用ください。
 さて、今年の近畿地方は、統計開始以来、最も早い梅雨入りとなりました。「自らの命は自らが守る」意識をより高め、大雨などの自然災害にも油断なく備えていく必要があります。特に、ご注意願いたいのは、国が定めている、5段階からなる警戒レベルと避難情報の関係が修正されていることです。本年の5月20日から警戒レベル第4段階では、「避難勧告」が廃止され、「避難指示」のみとなりました。これによって、警戒レベル第4段階が発令された場合、危険な場所から全員避難いただくことになります。
 昨年から続く先の見えないコロナ禍と大雨や地震・津波などの災害リスク。油断できない環境の中ですが、市民一人ひとりが対応策を理解し、協力し合う中で、日々の生活に安心と楽しみを両立させていく、そんな南あわじ市であってほしいと願ってやみません。

感染症対策にご協力をお願いします
・3密を避ける
・マスクの着用
・手指の消毒
・不要不急の外出を避ける
・室内や移動の車内などでは換気を十分に行う