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ふれあい市長室(180)

印刷用ページを表示する更新日:2020年10月1日更新 <外部リンク>

引き続き新型コロナウイルス感染予防を

令和2年(2020年)10 南あわじ市長 守本 憲弘

 新型コロナウイルス感染症については、都市部を中心とした第2波と呼ばれる感染者の増加が、少し落ち着きの兆しを見せているものの、洲本健康福祉事務所管内においても、新たな感染事例が報告されています。市民の皆さまにおかれましては、手洗い、うがい、手指の消毒、マスクの着用や3密を避けるなど、引き続き感染予防を徹底していただきますようお願いします。さらに、これからはインフルエンザの流行が心配される時節です。新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行はぜひとも回避しなければなりません。市では、高齢者のインフルエンザ予防接種に必要な費用の一部助成を10月1日から開始しますので、発症や重症化を防ぐためにもできるだけ予防接種を受けていただくようお願いします。なお、今月号広報の2、3頁に詳細を掲載していますので、ぜひご覧ください。
 さて、市内21カ所に設置している市民交流センターでは、地域づくり協議会の事務局をはじめ、地域活性化のお手伝いを中心に、市役所業務の補完として証明発行の取り次ぎや書類のあずかりサービスを行っています。市では、市役所に行かなくても最寄りの市民交流センターで手続きや相談ができる「どこでも市役所プロジェクト」の取り組みを進めており、それについて触れさせていただきます。一つ目は、簡易な申請書類作成の市民交流センターでのサポートです。作成した書類はそのままおあずかりして市役所へ提出することができます。二つ目は、出張相談窓口の市民交流センター(地区公民館内)での順次開設です。毎月、高齢者等の出張相談を在宅介護支援センターが複数個所で実施しており、10月は西淡志知・阿那賀・神代・阿万・福良地区で開設予定です。また、今後の行政手続きのデジタル化には必須であり、健康保険証としても利用される予定のマイナンバーカードについても出張申請窓口を順次開設しています。三つ目は、市立図書館のホームページ「蔵書検索・予約」から予約した図書等の市民交流センターでの受け取りです。さらに、郵送等で可能な手続きをできるだけ増やしていくなど、引き続き、さまざまな検討を進めてまいります。
 今年度は、当初から新型コロナウイルス感染症による国の緊急事態宣言が出され、市ではスピード感を求めながら、その対策に取り組んできた半年でした。一方で「ウィズ・コロナ」と言われるとおり、新型コロナウイルスをただ恐れるだけでなく、十分な感染予防対策をとりながら共存し、生活福祉の向上や経済の活性化にも立ち止まることなく前進していかなければなりません。市民の皆さまにおかれましては、引き続き、新型コロナウイルス感染予防に努めていただきますとともに、すでにご案内させていただいております、市内の連合商店街のプレミアム付商品券事業など、経済活性化をめざす事業についてもぜひご利用くださいますようお願いします。