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更新日:2025年1月1日更新

ふれあい市長室(230)

市制20周年 ~皆さまとともにさらなる発展を目指して~

令和7年(2025年)1月 南あわじ市長 守本 憲弘

  南あわじ市民の皆さま、ふるさと納税などで本市を応援いただいている南あわじファンの皆さま、新年明けましておめでとうございます。日頃の市政へのご理解、ご協力、ご支援に心より感謝申し上げます。

 本年1月11日、南あわじ市は市制20周年を迎えます。この間、市民の皆さまをはじめ、市議会、国、県、そして多くの関係各位にお支えいただきましたことに、深く感謝申し上げます。

 本市では、1.超高齢化社会の克服、2.子育て環境の向上と教育の充実、3.地域の資源を活かした地元産業の活性化、4.安全・安心のまちづくり、5.対話と行動の行政の実現を基本に市政を進めております。

 高齢者等元気活躍推進事業では、参加されているシニアの皆さまのご活躍に感謝と敬意を表します。少子高齢化社会での生き方のモデルとなる地になるよう、健康づくり、社会参加生きがいの場の創造の好循環をつくってまいります。

 子育て応援コンソーシアムでは、地域全体で、子育てと仕事が両立する働き方、子育ての喜びが見えるまちの実現に取り組んでいます。休日保育事業も進めています。教育面では、「学ぶ楽しさ日本一」を掲げた授業改革や子ども達を地域で見守り、育てる環境づくりに取り組んでいます。

 開催まで数カ月となった「大阪・関西万博」を好機とし、県・淡路3市一丸となり、万博後にもつなげることができるよう、ひょうごフィールドパビリオンを中心に展開する「AWAJI島博」やイングランドの丘のピーターラビットフラワーガーデンの取り組み、さらには県に多大なるご尽力をいただいている大鳴門橋自転車道の整備を進め、また、人気の「うずまちテラス」や今年から通年営業が本格化する「灘黒岩水仙郷」や慶野松原地域など、観光資源の魅力をさらに高めてまいります。

 近畿一の生産量を誇る農業をはじめ、豊かな食材を産みだす本市の農畜水産業や、淡路島手延べそうめん、淡路瓦などの製造業。担い手確保や基盤整備などの課題解決に取り組む一方で、「世界一の食の島づくり」など観光との融合により、それらは、地域の活力・魅力となり、さらには、移住定住や起業にもつながると考えています。

 阪神・淡路大震災から間もなく30年。防災面では、国・県のご尽力で津波防災インフラ整備が完了しつつあります。また、防災教育や防災訓練による防災意識の高まりなど、市民と行政の協働による安全・安心のまちづくりが進んでいます。環境面では南あわじ市斎苑「桜花の郷」が順調に運営され、淡路地域での広域ごみ処理施設も整備に向け進んでいます。関係する皆さまのご理解と協力に感謝申し上げます。

 2025年は「巳年」。豊穣を象徴するこの年が皆さまにとって健やかで実り多き一年となるよう祈念し、年頭のご挨拶とさせていただきます。