ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地トップページ > 市長の部屋 > ふれあい市長室 > 令和4年度 > ふれあい市長室(208)

本文

ふれあい市長室(208)

印刷用ページを表示する更新日:2023年3月1日更新 <外部リンク>

地域の資源を生かすビッグプロジェクト

令和5年(2023年)3月 南あわじ市長 守本 憲弘

 「地域の資源を生かした地元産業の活性化」は市長就任以来、掲げてきた市政の5つの柱の中の一つです。
 世界遺産登録をめざす鳴門海峡の渦潮、日本水仙三大群生地の一つ灘黒岩水仙郷、日本の夕陽百選の慶野松原、質の高い温泉などの魅力ある資源を有する本市にとって、「観光」は最も伸びしろの大きい産業の一つです。さらに、食料自給率100%を優に超え、「御食国」のブランドを支える、豊かな第一次産業との融合により、見て、食べて、交流するという体験型、滞在型観光を実現し、双方の付加価値を一層高め合うことができます。
 2025年の大阪・関西万博がすぐそこに迫ってきました。約2,800万人を超えると予想される来場者を淡路島に呼び込み、淡路島観光の起爆剤となるよう、淡路島総合観光戦略のもと、ストーリー性のある観光や印象に残る体験の提供など、島内一丸となって「選ばれる観光地」となるよう、淡路島3市で連携して取り組んでまいります。
 また、本市でも、この好機にあわせ、観光施設のリニューアルなどビッグプロジェクトに取り組んでいます。
 大鳴門橋周辺では、鳴門海峡周辺をパノラマで一望できる絶景「うずまちテラス」が3月4日に竣工を迎えます。「道の駅うずしお」も令和7年春の再開をめざし、まったく新しいデザインで生まれ変わる予定です。また、皆さんの中には、1月3日の新聞の一面に掲載された「大鳴門橋自転車道着工」の記事をご覧になった方もいるのではないでしょうか。兵庫・徳島両県は2023年度に事業に着手することを発表しました。これが完成すれば瀬戸内を1周する総延長50キロの「セトイチ」サイクリングルートとなる瀬戸内大交流圏が見えてきます。
 今年12月のオープンをめざす灘黒岩水仙郷も再整備が着々と進んでいます。地元関係者等との意見交換の場でいただいたご提案も取り入れ、現在、水仙シーズンはもとより、年間を通じた地域活性の場としても活用していく方針です。ご尽力くださった関係者の方々の思いのこもった、サイクリストからも喜ばれる拠点としてオープンできる日を待ち遠しく思っています。
 「人が人を呼ぶ、何度でも行ってみたくなるまち」の実現に向け、皆さまとともに進んでまいりたいと考えておりますので、引き続き、市政へのご理解とご協力をお願い申しあげます。