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ふれあい市長室(201)

印刷用ページを表示する更新日:2022年8月1日更新 <外部リンク>

小さな社会貢献のススメ

令和4年(2022年)8月 南あわじ市長 守本 憲弘

 

 「歩いていて路上にゴミを見つけたら、どうしていますか? 」と聞かれて、「拾うようにしています」と迷わず答えられる人は、多分このコラムを読んでいただくには及ばないと思います。しかし、多くの人は、他の人が気づくのではと通り過ぎてしまったり、照れくささや躊躇があって表立って良いと思うことができなかったりする経験をお持ちではないでしょうか。落ちているゴミを拾うことは、簡単なようで実は難しい。それなのに拾うことができなかったときは、それがちょっとした罪悪感として心に残ってしまうことがあります。
 そんなときは、こんな考え方をしてみてはどうでしょうか。
 「無理は禁物」「できないときはできないで良い」「できる人ができるときに」。こう決めると、心は随分軽くなります。私も通勤中などに、道で動物がはねられていたり、亀が歩いていたりするのを見つけたら、とりあえず道端まで寄せて、必要なら道路管理者に連絡しますが、そのときの都合でやむを得ず通過することもあります。
 「淡路全島一斉清掃」は、訪れる人々に美しいまちや自然とふれあっていただきたいとの願いからスタートして30年以上が経過しました。大変すばらしい取り組みだと思います。それに加え、一人ひとりが気づいたところを少しきれいにすれば、まち全体がとても美しくなるのではないでしょうか。「私たち一人ひとりが、自分の玄関の前を掃除するだけで、全世界はきれいになるでしょう」。マザー・テレサの言葉です。私は、これは掃除に限らず身近な物事に少しずつ愛を注ぐことができれば世界は変わるという意味だと考えています。南あわじ市では地域の助け合いやボランティア活動が活発です。それがもっと広がり、お互いに顔の見える間柄になることが、さらに安心して暮らせるまちにつながります。もし、気づいたときだけでなく、手伝ってほしい人の依頼に応えたいという心強いお申し出をいただける場合は、南あわじ市社会福祉協議会ボランティアセンターや、本市の生涯活躍推進室で実施しているおもいやりポイント制度(60歳以上が対象)にぜひご登録ください。お手伝いなどを必要とする人や団体を紹介することができます。
 「ボランティアは少し敷居の高いもの」ではなく、できることをできるときに楽しみながら、気がついたときにすっとできる、もう少し敷居の低いものになれば…。皆さまとそんな地域づくりができればと考えています。
 最後に、新型コロナウイルスの感染が急拡大しています。今一度、ご自身の体調を確認いただき、発熱や倦怠感があった場合は、軽度であっても外出を控え、人との接触は避けてください。特に、高齢者をはじめ、重症化リスクの高い方と会う機会がある場合には注意していただくなど、感染予防にご協力をお願いいたします。

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感染症対策にご協力をお願いします

  • 3密を避け、人と接する場合はマスクを着用する
  • 手洗いや手指の消毒を励行する
  • 室内や移動の車内などでは換気を十分に行う