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ふれあい市長室(198)

印刷用ページを表示する更新日:2022年5月1日更新 <外部リンク>

コミュニティ力の復元へ向けて~新型コロナ感染対策とともに~

令和4年(2022年)5月 南あわじ市長 守本 憲弘

 

 まん延防止等重点措置が解除され、1カ月以上が経過しました。淡路島内の新規感染者数は3月1日に102人と3桁を記録した後、4月後半には1桁となるなど徐々に減少傾向を見せています。一方で、3回目となるワクチン接種についてもご案内をさせていただいています。接種希望の方は、早めのご予約をお願いします。
 さて、コロナ禍も2年が過ぎる中、多くの地域行事が中止を余儀なくされてきました。地域の伝統文化行事やスポーツ交流行事を通じて、それに携わる役員の皆さまにもお世話になりながら培ってきた、地域住民の交流の基盤がゆらぎ、本市の強みであるコミュニティ力が低下することが懸念されています。その対策の一つとして、本市では今年度、新たに、単位自治会やその合同組織、または、21の地域づくり協議会を対象に、コミュニティ力の再強化、基盤強化をめざした「地域行事等再開応援事業」を実施しています。すでにこの事業を利用し、春祭りの華やかなだんじりの曳行を再開していただいた地域も出てきています。ぜひご活用ください。
 コロナ禍で世の中のサービスの在り方も大きな影響を受けています。テレワークやオンライン会議の急激な普及のほか、キャッシュレス払いなどのサービスはその代表格です。一方で、高齢者の方のうち、「スマートフォンやタブレットなどのデジタル機器の操作に不安がある」という人が、そういったサービスの恩恵を受けづらかったり、受けられなかったりすることが心配されます。本市では「デジタル機器やサービスを使ってみたいが、わからない」などの疑問にお答えする「高齢者デジタル利用推進事業」に引き続き取り組みます。本年度は6月以降に市役所本館1階のフロアで相談窓口を設けるとともに、地区公民館に出向いて相談を受けさせていただくことも予定しています。開始時期が決まりましたら、皆さまに向けてご案内をさせていただきますので、ぜひご利用ください。
 依然続くコロナ禍。社会・経済活動は徐々に元に戻ろうとする動きは見えるとはいえ、市民の皆さまには、まだまだ、ご不便をおかけする部分もあるかと存じます。再びの感染者増加を防ぐためにも、従来からお願いしております、3密を避ける、マスクの着用、手指の消毒など、感染予防の徹底にご協力くださいますようお願い申しあげます。

感染症対策にご協力をお願いします

  • 3密を避け、人と接する場合はマスクを着用する
  • 手洗いや手指の消毒を励行する
  • 室内や移動の車内などでは換気を十分に行う