ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地トップページ > 市長の部屋 > ふれあい市長室 > 令和4年度 > ふれあい市長室(205)

本文

ふれあい市長室(205)

印刷用ページを表示する更新日:2022年12月1日更新 <外部リンク>

「ごみ」を大切に ~ごみについてのお話~

令和4年(2022年)12月 南あわじ市長 守本 憲弘

 

 大量消費社会の日本。修理するより買い換えた方が安価な場合も多い現代、私たちは物を大切にするという意識が薄れがちです。しかし、豊かさの裏で、ごみの量は増え続け、その処理にかかる莫大な経費だけでなく、有害物質による環境汚染など、さまざまな問題も生じています。
 本市では、焼却ごみの減量化と循環型社会にふさわしいリサイクル処理を行うため、平成21年に中央リサイクルセンターの操業を開始しました。また、市民の皆さまのご理解とご協力のもと、3R(Reduce:減らす、Reuse:繰り返し使う、Recycle:再資源化する)を推進し、家庭から出るごみを20種類に分別していただいています。さらに「雑紙を出しやすく」との要望をいただき、来年度からはペットボトルのように、ネットで回収する取り組みを始めます。加えて、「食器類」を新たな分別品目とし、再利用できるものは東南アジア諸国に輸出するなど、不燃ごみの減量化を推し進めます。
 現在、島内の可燃ごみは、やまなみ苑(広田)と夕陽が丘クリーンセンター(淡路市)の2施設で、粗大ごみは洲本市にある施設で処理をしています。しかし、各施設も老朽化が進み、更新が必要となっていることから、島内3市は淡路広域行政事務組合と共に、可燃ごみ処理施設を淡路地域で一本化し、粗大ごみ処理施設も含めた「広域ごみ処理施設」をやまなみ苑周辺で整備する計画を進めています。
 処理施設は、安定的なごみ処理が可能であることはもちろん、ばい煙・臭気・汚水などによる公害防止の面に細心の注意を払うほか、循環型社会を推進する観点から、発生する熱エネルギーを利活用するなど、経済性、効率性に優れた施設をめざします。また、淡路瓦など地場産建設材を積極的に活用し、地域に新たな価値を創出する施設にする予定です。なお、可燃ごみ処理施設は令和10年度末、粗大ごみ処理施設は令和16年度末の完成をめざしています。
 私たちが生活していく中でどうしても出てしまうごみ。しかし、少し意識していただき、本当に必要なものだけ購入する、食べられる量だけ注文する、分別収集に協力することで、不要となるごみを減らすことができます。持続可能な社会をつくるため、美しいふるさと南あわじのため、普段の生活の中で、ごみについて意識を向けてみましょう。

◇ごみの正しい分別 - 南あわじ市ホームページ 

感染症対策にご協力をお願いします

  • 3密を避け、人と接する場合はマスクを着用する
  • 手洗いや手指の消毒を励行する
  • 室内や移動の車内などでは換気を十分に行う