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ふれあい市長室(186)

印刷用ページを表示する更新日:2021年5月1日更新 <外部リンク>

新型コロナワクチン接種に向けて ~現状のお知らせなど~

令和3年(2021年)5月 南あわじ市長 守本 憲弘


昨年の今頃は、兵庫県も国の緊急事態措置の実施区域となって4週目に入り、淡路島でも感染者が徐々に確認されはじめた時期でした。その後、南あわじ市内でも感染が散発的に発生したことはご存じのとおりです。一方、現在に目を移しますと、感染力が強まっているとされる変異株が都市部を中心に猛威を振るい、淡路島でも感染者が増加しています。
新型コロナウイルス感染拡大に関しては、緊急総合対策事業として、切れ目ない様々な対策をとってきているところです。令和3年度も経済対策をはじめ、さまざまな施策を予定していますが、現下、最も関心の高い話題はワクチン接種ではないでしょうか。
ワクチンの供給状況は、いまだ全体像が明確にはなっていませんが、南あわじ市においても供給があり次第、できるだけ円滑かつ安全にワクチン接種ができるよう、医師会等との協力のもと、集団接種会場でのシミュレーションの実施をはじめ、関係者が知恵を出し合い、準備を進めているところです。
すでに、65歳以上の方々には、ワクチン接種のお知らせ、接種券、当日ご持参いただく予診票(2部)などを同封した封書を郵送させていただいています。3月から設置しているコールセンターにも多くの問合せがありますので、現状を簡単に説明させていただきます。
4月16日には第一弾として、本市にも約1,000回分のワクチンが供給されています。クラスター発生を未然に防ぐため、高齢者施設入所者から接種を開始させていただいています。
それに続いて、集団接種を行うこととなります。会場としては、南あわじ市保健センター、湊地区公民館、中央公民館、福良地区公民館を予定しています。また、沼島診療所、中林病院、八木病院、平成病院、翠鳳第一病院、南淡路病院での個別接種を併せて予定しています。ワクチンの供給状況もあり、まだ予約受付が可能な状況にはありませんが、受付が可能になり次第、防災行政無線や、市ホームページ、さんさんネットコミュニティチャンネルでのお知らせに加え、予約の対象となる方々へ個々に予約案内通知を送付させていただきます。お待たせして申し訳ありませんが、ご理解をお願いします。ご存じのとおり、今回のワクチンは2回の接種が必要です。1回目の接種予約とともに2回目もセットで予約受付をさせていただきます。予約が完了しましたら、予約日時などを記載した通知が送付されますので、当日は、接種券や予診票、運転免許証やマイナンバーカード、保険証など本人確認ができるものをご持参ください。
また、集団接種を行うにあたっては、南あわじ市医師会の医師や看護師の方々の絶大なるご協力をいただいています。心から感謝申しあげます。
昨年から続くコロナ禍。市民の皆さんには、ご不便をおかけする部分も多々あるかと存じます。ワクチン接種が始まったとしても有効性は100%ではありません。従来からお願いしております、3密を避ける、マスクの着用、手指の消毒、不要不急の外出を避けるなど、引き続き感染予防の徹底にご協力くださいますようお願い申しあげます。