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政務活動費収支報告書(令和5年度)
会派名 : 市民連合クラブ
金額 |
摘要 |
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政務活動費 |
550,000円 |
金額 |
摘要 |
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調査研究費 |
340,222円 |
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研修費 |
15,000円 |
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広報広聴費 |
0円 |
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要請・陳情活動費 |
0円 |
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会議費 |
0円 |
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資料作成費 |
0円 |
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資料購入費 |
49,224円 |
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事務費 | 122,164円 | |
計 |
526,610円 |
残額 23,390円
視察日時 |
令和5年10月2日(月曜日)~10月3日(火曜日) |
視 察 先 |
岩手県葛巻町議会(15時00分~17時00分) 葛巻町総合運動公園・くずまきワイン工場(8時40分~10時00分) |
調査事項 |
・酪農の現状と課題・エネルギー政策の現状と課題について ・葛巻町総合運動公園・くずまきワイン工場等施設見学 |
参加者氏名 |
印部久信・長船吉博・蔭山順子 |
目的・内容・結果等 |
・葛巻町は本市と友好市町提携をしており、人口5510人(2023年4月1日現在) 高齢化率48.2%農業生産額は約50億円、うち酪農は約36億円、酪農は町の基幹産業である。生乳の生産額は東北一の酪農王国の地位を保っているとは言え、人口減少や少子高齢化による後継者や労働力不足、設備の老朽化。加えて飼料・資材の高騰等が経営を圧迫し酪農家の戸数は減少傾向。 ・酪農の衰退は町そのものの衰退を意味するとして酪農を発展させるための 「新葛巻型酪農構想」を立ち上げ酪農家の生産設備の近代化や分業化による 生産改善を進めている。 ・林業が成り立たなくなって80%が山である事に着目して山ぶどうでワインを製造販売、今では種類も多くくずまきワインの知名度を確立している。ワイン醸造工場を見学したが、町長が代表取締役社長で生産実績も販売実績も売上も順調に伸びており地元雇用30名の従業員で流れ作業で行っていた。 ・温泉も高速道路もない‼あるものを活用するの発想から風力や太陽光、間伐材を活用してのエネルギー開発や畜ふんバイオマス等、町民一体となってリサイクル可能な新エネルギーの導入に積極的に取り組んでいる。 まさにSDGsの取組みである。 ・約14億円を投資して「葛巻町総合運動公園」を整備し、敷地内に宿泊施設、山村留学生宿舎があり、スポーツ大会はじめ、町外からのスポーツ合宿に補助金を出している。 |
今後の課題取り組み等 |
・町役場を見学させていただいたが、人口6,000人足らずの町の庁舎とは思えないほど、随所に拘りと細かい配慮がされ、何より庁舎横に町営病院があるのには驚きました。 商工会も敷地内にあり、消防署も移転の構想があるようで、まさに「コンパクトシティ」の実現です。 町長とも懇談の機会もあり、町長自らのトップセールスで葛巻の名を挙げている 全責任は町長自らが持つからとすべてに関しての決断力と実行力には参考にすべき点が多々あった。 |
視察日時 |
令和5年10月3日(火曜日)14時00分~16時00分 |
視察先 |
青森県弘前市役所 |
調査事項 |
農福連携について 障がい者が活躍する仕事の切り出しについて |
参加者氏名 |
印部久信・長船吉博・蔭山順子 |
目的・結果等 |
・弘前市は人口162,144人、弘前城公園はお堀の桜が有名。 全国の生産量の5分の1を占める日本一のリンゴの産地、 ・農福連携とは、農業分野と福祉分野が連携し、障がい者等が農業生産活動に携わることで、農業分野の新たな労働力の確保と福祉分野の就労や生きがいづくりの創出を目的として市の農林部農政課が窓口となっている。 ・実際に障がい者が就労している農家からのクレームはない。 本市と違って、障がい福祉事業所の数が48事業所で特に就労支援B型が27事業所と圧倒的に多い。賃金はほぼ本市とおなじ。 ・障がい者が年間を通じての作業内容、仕事の疲労度、軽作業、やや難しい作業に色分けして「農福連携カレンダー」を作り、一目で解るように工夫している。りんご、ピーマンの作業内容を細かく写真入りで非常にわかりやすい。 ・若い方の新規就労者がこの農福連携で障がい者雇用をしているとの事で嬉しいことである。年配者は障がい者の潜入感があるようです。 ・弘前市役所でもリンゴ農家等農業の労働力不足を解消するために、3年前より職員のアルバイトを許可しているとの事。 ・作業場が園地のことが多いので仮説トイレの購入に補助金(上限10万円)を出している。この取り組みは女性にとっては嬉しい。 本市も農作業が多い為、トイレの問題は良く聞く。 |
今後の課題等 |
・企業でも社員人数比で障がい者雇用を促進して努力義務から規制に変わってきているので、弘前市の取り組みは素晴らしい。 本市でも大いに参考になる取組みである |
視察日時 |
令和5年10月4日(火曜日)9時40分~11時30分 |
視察先 |
青森県大鰐町役所 |
調査事項 |
農業者向け出会いの応援事業について |
参加者氏名 |
印部久信・長船吉博・蔭山順子 |
目的・内容・結果等 |
・大鰐町は人口9,322人。高齢化率45%。大鰐温泉や大鰐スキー場があり、冬場はスキー場へ有名選手も訪れる。町の69%が森林で水耕とりんごを基幹作物とした観光の町。 大鰐豆もやしが特産、食べてみたが豆が大きくシャキシャキ食感。 ・少子高齢化による労働力の高齢化やりんご産地が山間傾斜地であるため、担い手不足が課題である。主な産業がない為、若者の働く場がない。 ・農業者の出会いのための県の事業として「婚活事業」を実施しているが、今年度の婚姻件数は0件。女性の社会進出が増えた事による晩婚や独身が増え、どこの地域でも共通の課題となっている。 ・農家の婚姻率が低い。 ・当人に変わり、親同士の結婚マッチング等考えても良いのではないか? |
今後の課題、取り組み等 |
・子育て世帯が住みたいと思うまちづくり、若者の雇用の場や住宅確保が 大きな課題だと考える。 |