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津波の恐怖

印刷用ページを表示する更新日:2015年4月6日更新 <外部リンク>

  海底で地震が起きると、海底の地形が急に変わり、海水が大きく押し上げられたり、沈み込んだりするために、津波が起きることがあります。
 この波の高さは水深が浅くなるにつれ増し、湾内に入るとさらに高くなります。ときには数十mにもなり、大きな被害をもたらすこともありますので早めの避難が不可欠です。

海岸・ウォーターフロントにいたら

すぐさま逃げる

  • 沿岸部や川沿いにいる人は、高台へ避難しましょう
  • 平地で適当な避難場所がない場合には、できる限り海から離れましょう

津波の恐怖

  • 震源が近ければ、津波情報が発表される前に津波が来ることがあります
  • 第1波より第2波のほうが津波が高いこともあるので、警報が解除されるまで、海辺には近づかない

地形をよく知ろう

  • ウォーターフロントでは、道路の陥没などの液状化による被害に注意しましょう

大津波警報・津波警報・注意報について

 気象庁は、地震発生時には沿岸で予想される津波の高さを求め、地震発生から約3分を目標に、大津波警報、津波警報または津波注意報を発表します。

 予想される津波の高さは、通常は5段階の数値で発表されます。ただし、地震の規模(マグニチュード)が8を超えるような巨大地震のときは、最初に発表する大津波警報や津波警報では、予想される津波の高さを「巨大」や「高い」という言葉で発表し、非常事態であることを伝えます。その後、地震の規模が精度よく求められた時点で予想される津波の高さを数値で発表します。

大津波警報・津波警報・津波注意報の種類

種 類

解 説

発表される津波の高さ

(数値での発表)

発表される津波の高さ

(巨大地震の場合の発表)

大津波警報

予想される津波の高さが3mを超える場合

10m超

巨大

10m

5m

津波警報

予想される津波の高さが1mを超え、3m以下の場合

3m

高い

津波注意報

予想される津波の高さが0.2m以上、1m以下の場合

1m

(表記しない)

南海地震による津波予想動画

地震や津波などによる、危険な場所や被害を想定したハザードマップ