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春季特別展開催中
「みん平焼からタイルへ-南あわじの近代化遺産-」
江戸時代後期、賀集みん(王へんに民)平が伊賀野村に開窯した「みん平焼」は、独自の色彩表現と意匠を展開し、庶民の使う日用雑器から京焼の流れをくむ精緻な高級美術品まで、多様な作品を手掛けました。その後、徳島藩の御用窯として認められ、淡路島における陶器産業の基礎を築きました。その技術や意匠を受け継いだ「淡陶社」が明治18年に設立され、輸出陶器の製作に加え、日本初の本格的なタイル生産を開始します。令和7年には創業140年を迎えた淡陶社は、革新的な理念と技術を継承し、現在も生産を続けています。
本展では、みん平焼の成立から近代タイル産業の発展までを淡路島の重要な産業遺産として位置づけ、その歴史とともにそれぞれの時代の中で人々を魅了してきた作品や製品をご紹介します。

会 期:令和8年1月10日(土曜日)~令和8年6月7日(日曜日)
入館料:大人500円/大学・高校生300円/中・小学生150円
休館日:毎週月曜日・月曜日が祝日の場合は翌平日
ワークショップ
春季特別展ワークショップチラシ https://cms2022.city.minamiawaji.hyogo.jp/uploaded/attachment/324406.pdf
お申込みはこちら→ https://logoform.jp/form/AKEA/1337275<外部リンク>
Ride the Train~思い出の淡路鉄道~
かつて淡路島には、明治時代末期に計画されたのち、紆余曲折を経て開業した蒸気鉄道が存在しました。大正11年(1922年)に洲本口(後の宇山駅)から市村駅間の部分営業を開始した淡路鉄道は、大正14年(1925年)には洲本から福良まで路線が完成し、旅や通学・物流の要として重要な役割を担っていました。戦時中に社名を淡路交通株式会社と改め、戦後の燃料不足から電気鉄道として運行されるようになります。やがて昭和30年代には最盛期を迎えますが、自動車交通の発展とともに利用者は減少し、ついに昭和41年(1966年)、惜しまれながら廃線となりました。その後線路は姿を消し、その頃の駅跡も少しずつ町の風景に溶け込みましたが、わずかにその名残を目にすることのできる場所も存在します。
本展では、当時の駅舎の姿と現在の様子を写真パネルで並べて紹介するとともに、失われた鉄道風景の変遷を当時の貴重な資料と合わせてご覧いただきます。
会 期:令和7年12月18日(木曜日)~令和8年6月7日(日曜日)
入館料:春季特別展の期間は特別料金
休館日:毎週月曜日・月曜日が祝日の場合は翌平日・年末年始

洲本駅(画像:淡路交通株式会社所蔵) 掃守駅(画像:淡路交通株式会社所蔵)
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