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南あわじ市滝川記念美術館 玉青館
日本南画界の第一人者、直原玉青(じきはらぎょくせい)画伯の絵画をコレクションする現代南画の美術館です。
禅の十牛図を基にした直原氏の代表作「禅の牧牛 うしかひ草」など名作を多数展示しています。また、市内で発見された松帆銅鐸や地域の歴史・文化的資料の展覧会なども開催しています。
ご案内
臨時休館のお知らせ
誠に勝手ではございますが、下記のとおり、臨時休館とさせていただきます。ご迷惑をお掛けいたしますが、よろしくお願いいたします。
【展示入替】令和7年3月17日(月曜日)~3月19日(水曜日)
春季展覧会のお知らせ
玉青館・古代鏡展示館共同企画特別展「漢王朝 鏡とやきもの-そのとき日本は弥生時代だった-」
日本では弥生時代と呼ばれた今から2000年ほど前、中国は漢というという王朝(前漢:紀元前202年~後8年・後漢:紀元25年~220年)が統一国家として約400年の長きにわたって栄えていました。日本がまだまだ原始的な生活を営んでいた頃に先進的な技術で作られた優れた美術工芸品を、古代鏡展示館の千石コレクションの中から「鏡」と「やきもの」に焦点を絞って展示いたします。
会 期:令和7年3月20日(木曜日)~7月6日(日曜日)
入館料:大人500円/大学・高校生300円/中・小学生150円
【展示解説】兵庫県立考古博物館加西分館「古代鏡展示館」事業課長:長濱 誠司 氏
今回展示されている資料を中心に、漢王朝の鏡とやきものについて解説していただきます。
日 時:令和7年6月7日(土曜日)(1)10時~(2)13時30分~(3)15時~
場 所:玉青館2階展示室
定 員:各回15名
申 込:Tel:0799-36-2314 Fax:0799-36-5408
E‐mail:gyokuseikan★city.minamiawaji.hyogo.jp(★を小文字@に変えて送信して下さい)
戦後80年「模型で見る戦禍に散った海の記憶」展
太平洋戦争では軍の徴用を受け、多くの民間船舶と船員が戦場へと駆り出されたことはあまり知られていません。 その結果、7千隻以上の船舶が米軍によって撃沈され、犠牲者は約6万人を数えました。戦後80年という節目を迎え、薄れゆく戦争の歴史とその悲惨さを、元海上保安庁職員の故中山公利氏制作の精巧模型などを通して訴えかけます。
会 期:令和7年3月20日(木曜日)~7月6日(日曜日)
入館料:大人500円/大学・高校生300円/中・小学生150円
【講演会】「住吉丸の悲劇」:竹谷 登 氏
終戦間際に淡路島の阿那賀沖で大勢の少年兵が命を失った「住吉丸」の悲劇は、今まで多くを語られてこなかった歴史の一つです。この出来事について地元の竹谷登氏からお話していただきます。
日 時:(1)令和7年5月24日(土曜日)14時~
(2)令和7年5月31日(土曜日)14時~
場 所:玉青館多目的室
定 員:30名
申 込:Tel:0799-36-2314 Fax:0799-36-5408
E‐mail:gyokuseikan★city.minamiawaji.hyogo.jp(★を小文字@に変えて送信して下さい)
ワークショップのお知らせ
【ミニチュア鋳造体験】
金属を溶かして、銅鐸や銅剣・鏡などの青銅器の型に流し込んで作ります。全部で7種類の型があり、全て南あわじ市で発見された青銅器をモデルしたオリジナルです。
日 時:(1)4月6日(日曜日)(2)5月17日(土曜日)(3)6月21日(土曜日)(4)7月5日(土曜日)
いずれも、10時・11時・13時・14時・15時~
場 所:玉青館多目的室
料 金:400円・800円 ※入館料が別途必要です。
申 込:Tel:0799-36-2314 Fax:0799-36-5408
E‐mail:gyokuseikan★city.minamiawaji.hyogo.jp(★を小文字@に変えて送信して下さい)
松帆銅鐸クリアファイルの販売について
令和6年7月6日~松帆銅鐸クリアファイルを当館売店にて200円で販売いたします。
『松帆銅鐸調査報告書2(調査研究編)』の販売について
淡路島出土の現存する銅鐸や、市内遺跡から出土した弥生青銅器の調査成果を収めています。
A4判304頁 価格4,600円
郵送での購入ご希望の方は、以下の要領でお申込みください。
販売価格 4,600円+送料430円(1冊ごとにレターパックライトにて送付)
1冊の場合5,030円、2冊の場合、10,060円
件名「松帆銅鐸報告書2購入希望」で郵便番号・住所・氏名(フリガナ)・電話番号・
冊数をお知らせください。折り返し、振り込み先をご連絡いたします。
振込手数料はお客様負担となり、入金確認後に発送いたします。
<申込>Tel:0799-36-2314 Fax:0799-36-5408
E‐mail:gyokuseikan★city.minamiawaji.hyogo.jp(★を小文字@に変えて送信して下さい)
『松帆銅鐸展示解説図録』の販売について
当館に展示されている松帆銅鐸の展示解説図録ができました。
松帆銅鐸のあれこれがギュッと詰まった冊子になっています。
A4版 カラー24P 解説付 価格:400円
販売は、当館のみとなっています。
郵送の場合は送料(1冊の場合270円、2冊以上はレターパックライト430円で対応)と振込手数料は客様負担
となり、入金確認後に発送いたします。
ご注文の方は、件名「松帆銅鐸図録購入希望」で郵便番号・住所・氏名(フリガナ)・電話番号・冊数をお知
らせください。折り返し振り込み先をご連絡いたします。
<申込>Tel:0799-36-2314 Fax:0799-36-5408
E‐mail:gyokuseikan★city.minamiawaji.hyogo.jp(★を小文字@に変えて送信して下さい)
VR体験で弥生時代にタイムスリップ!?
2015年の春、南あわじ市で銅鐸が7点出土し、全国で初めて「入れ子の銅鐸」の中に「舌(ぜつ)」が見つかる大発見でした。その銅鐸が使われていた弥生時代の暮らしぶりをVR映像でのぞいてみませんか?きっと古代の人々が身近に感じられるはずです。
体験時間
約20分(対象年齢は7歳以上)
料金
300円(改めて、入館料が必要です)
当館概要
幼・少年期を淡路島で過ごした玉青画伯は、大阪で画業の研鑽を積み、画家として頭角を現した後、東洋画の真髄を極めるためには心の修行が必要だと黄檗宗(おうばくしゅう)=禅宗の僧籍に入りま した。1980年、画伯は島内唯一の黄檗宗寺院の国清禅寺を復興し住職となり、数十点におよぶ襖絵(ふすまえ)を描きました。
少年時代に画家を夢みたこともあった地元の開業医滝川弘(たきがわひろむ)氏は、直原画伯が描いた国清禅寺の襖絵を通じて南画と画伯の人柄に魅かれ、お互いに親交を深めてくことになりました。
1990年、直原画伯は国清禅寺所有の土地を公共のために利用できないだろうかと旧西淡町(現在:南あわじ市)に申し出て、それを知った滝川氏が、美術館建設の構想を町に提案し、建設費用全額を寄付されました。
滝川氏の資金援助により美術館建設が実現し、直原画伯からは自身の絵画作品および収集された絵画や文房具等の美術資料をご寄付していただき、当館のコレクションが形成されました。
そして、1991年8月1日、直原芸術を後世にまで継承し、地域の芸術文化振興の拠点となることを目的とした、日本ではじめての現代南画の美術館として開館しました。
令和2年度からは、平成27年に市内で発見された松帆銅鐸の展示室を2階に開設し、現在は、松帆銅鐸7点・舌7本や歴史資料を常設展示しています。
玉青館 展示品紹介
天井絵「雲龍図」
「うしかひ草 八、牛に騎る」
兵庫県指定重要有形文化財 松帆銅鐸
過去の展示
過去のイベント
「玉青館友の会」について
開館時間
9時~17時(入館受付は、16時30分まで)
休館日
- 毎週月曜日(祝日の翌日は休館となります)
- 年末年始
常設展示料金
区分 |
一般 |
団体 |
---|---|---|
大人 |
300円 |
240円 |
大学・高校生 |
200円 |
160円 |
小・中学生 |
100円 |
80円 |
- 団体割引料金は、20名以上が対象となります。
- 特別展のときは別に入館料を定めることがあります。
- 身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をご提示下さい。(無料、スマホ手帳可)
- 小・中学生は「ココロンカード」・「のびのびパスポート」がご利用できます。(無料)
- その他の割引については、直接お尋ね下さい。
団体・グループでご来館をお考えのみなさまへ
団体でご来館される場合、事前にご連絡をいただきますとチケット等あらかじめご用意いたしますので、スムーズにご入館いただけます。
ご来館のご連絡はお電話でも受け付けております。また、下の様式をダウンロードしてご利用下さい。
アクセス
車でお越しのお客様
神戸淡路鳴門自動車道「西淡三原I.C.」より車で約5分。
バスでお越しのお客様
- 高速バス「志知」・「陸の港西淡」下車。
- 徒歩20分(上り坂あり)またはタクシーで5分。(コミュニティバスも出ていますが、坂の下での降車となります。)
高速バス、らん・らんバスの乗り換え検索
淡路島発着のバス乗り換えは、アプリ「busmo」(バスモ)で簡単に検索できます。
三宮方面から玉青館へはこちら
徳島方面から玉青館へはこちら
関連リンク
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