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カラスにはいくつか種類がありますが、よくみられるのは、「ハシブトガラス」と「ハシボソガラス」の二種類です。
住宅地内も含めた広い範囲に出没します。
夜明け前から日没まで活動します。
夜間は通常、住宅地から離れた森林等で過ごしますが、秋から冬にかけては、個々の群れが集まり住宅地でも夜を過ごすようになります。
雑食ですが、ハシブトガラスは樹木の種子や肉類、ハシボソガラスは農作物や昆虫などを中心に食べます。
繁殖期は3月~6月で、この期間中は特に人への攻撃が多くなりますので注意が必要です。
繁殖期中は巣から離れず、減る傾向があるようです。秋になるとその年に生まれた幼鳥が加わり、冬は最もカラスの数が多くなります。
農作物の食害だけでなく、住宅地内でゴミを散らかす等の被害が生じる恐れがあります。
野菜残さ等の生ごみを放置せず、廃棄するか目に入らないようにしましょう。音や光による追払いは長期間の効果は期待できません。集落に寄せ付けないようにすることが必要です。
農作物被害については、ほ場の上部や側面にネットやテグスを張ることで侵入を防ぐことができます。