本文
市長が掲げる「最強の市役所」へ向け着実に推進するため、職員を育成する取組みの一つが「DX人材育成プロジェクト」です。
その背景には、複雑化・多様化する行政ニーズに対し、職員数の減少と限られた人員体制という現状があります。この状況下で、職員が本来の業務に注力し、質の高いサービスを提供し続けるためには、身近な業務を見直し、各種システムやツールを活用した業務改革による効率化と時間捻出が喫緊の課題となっています。
<主な取組み>
● ICTツール の活用方法を学び、身の回りの業務から業務改善・効率化に取り組む人材の育成
●DXをDIY(自作)すると言う考えのもと、職員が所管業務のみならず、全庁的な業務改善にも取り組む「DIYプロジェクト」を始動
●取組事例は庁内の「DXポータル」で共有し、DXに関する相談窓口も設置
●さまざまなeラーニング教材を提供するほか、グループでの学び合いと個人の資格取得の支援
●生成AIを導入(職員600人が利用可能)
<主なICTツール>
●AI文字おこし
●RPA
●AI-OCR
●Office(ワード、エクセル、アクセス等)
●Python
●生成AI
●ノーコード電子申請システム
●ノーコード業務アプリ作成ツール など
※人事評価の評価基準となる職員行動指針には、ICT技術の活用やDX推進など、不断の業務改革に取り組むこと、相互学習、組織横断的な助け合い等を明記している。