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更新日:2015年4月6日更新
沼島観光スポット2
鞘型褶曲
平成6年に発見されためずらしい岩石である。このような同心円構造の鞘型褶曲(さやがたしゅうきょく)は、この他にフランスで1ヶ所発見されているだけで、当時の地殻内部の動きがわかる世界的にも貴重な資料となっている。
梶原五輪石(梶原景時の墓)
松香石という特殊な石でつくられている。古くから梶原景時の墓と伝えられており、この塔の造立年代も鎌倉初期のものと見られている。
紺紙金銀字入大乗論
「入大乗論」はインドの堅意菩薩の作で、中国北京の道泰等が437~439年の頃に訳出した大乗仏教の簡単な概説書のこと。この書は、奥州藤原氏の初代・清衡の発願により書写された一切経、もと5300巻あまりのうちの2巻と考えられる。その多くは桃山時代に高野山に移されたが神宮寺への伝来についてはよくわかっていない。
沼島遊歩道
沼島を一周できる遊歩道がある。この遊歩道に沿って沼島八十八カ所を巡ることもできる。ちなみに第一番は神宮寺境内にある。