ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地トップページ > 分類でさがす > ビジネス情報 > 産業 > 農業・水産業 > > 地籍調査について

本文

地籍調査について

印刷用ページを表示する更新日:2022年8月31日更新 <外部リンク>

農地整備課 地籍係

地籍調査の概要

地籍調査とは

 地籍とは、いわば「土地に関する戸籍」のことです。
 地籍調査とは、一筆ごとの土地について、その所有者、地番、地目等の調査を行うとともに、境界及び地積に関する測量を行い、その結果をもとに地図及び簿冊を整理するものです。

なぜ地籍調査が必要か

 令和の現代においても、登記所に備え付けられている地図の約半分は、明治時代の地租改正によって作られた地図(公図)をもとにしたもので、土地の境界が不明確であったり、測量も不正確であったりする場合もあるのが実態です。限りある国土の有効活用・保全のためには、土地の実態を正確に把握する地籍調査を実施する必要があります。

 地籍調査は、こんなことに役立ちます

公共事業の円滑化

 地籍調査の成果をもとに、各種公共事業の計画、設計、用地買収、完成後の維持管理の各段階において円滑な施行が可能となります。例えば、土地区画整理事業を実施する場合、事前の調査に多大な労力を費やすことが多いものです。しかし、地籍調査が行われていれば、土地所有の実態が明らかなため、換地も容易に進めることができます。

災害の復旧

 地震、土砂崩れ、水害等の災害が起きてしまった場合、地籍調査が行われていれば、個々の土地が地球上の座標値で表示されているため、元の位置を容易に確認することができ、復旧事業を円滑に進めることができます。

土地取引の円滑化

 正確な土地の状況が登記簿に反映され、登記制度の信頼性が向上するとともに、安心して土地取引ができるため、経済活動全体の円滑化・活性化につながります。

まちづくり

 市の整備計画を立案する際に、地籍調査の成果を基礎データとして利用することにより、各種計画図等の作成が容易になるとともに、住民の皆さんにもわかりやすいきめ細かな計画立案が可能となります。

土地トラブルの未然防止

 土地の境界が不明確であると、境界紛争等様々なトラブルが発生しがちです。地籍調査の実施は、このようなトラブルを未然に防ぐことにつながります。

地籍調査の進め方

(1) 準備

準備  事業計画の策定や、地元説明会などを行い、地籍調査をはじめる体制を作ります。

(2) 一筆地調査

立会  一筆ごとの土地について、土地所有者等の立会などにより、所有者、地番、地目、境界等の確認をします。

(3) 測量

測量  地球上の座標値と結びつけた、一筆ごとの正確な測量を行います。測量の結果から、地籍簿・地籍図の案を作成します。 

(4) 閲覧

閲覧  地籍簿と地籍図の案を、土地所有者等の関係者に閲覧していただきます。

(5) 成果の利活用

活用  都道府県知事の認証及び国の承認を受け、地籍簿と地籍図を登記所に送付します。
      調査の成果は、土地の売買、土地トラブルの防止、災害の復旧、各種行政 運営等に活用されます。

南あわじ市内の地籍図等整理済区域

 現在、下記地区の一部区域について、所管法務局において地籍図等の地図が整理されています。

地籍図等整理済区域
旧緑エリア (山添、広田広田、広田中筋、中条中筋、中条徳原、中条広田、倭文長田、倭文神道、倭文庄田、倭文土井、倭文安住寺)の一部
旧西淡エリア (松帆古津路、松帆慶野、松帆北浜、松帆櫟田、松帆江尻、松帆高屋、松帆脇田、松帆志知川、松帆西路、湊、湊里、津井、阿那賀、伊加利、志知口、志知飯山寺、志知南、志知北、志知、志知鈩) の一部
旧三原エリア (榎列大榎列、榎列小榎列、榎列西川、榎列上幡多、榎列下幡多、榎列掃守、榎列松田、八木馬回、八木寺内、八木大久保、八木入田、八木養宜中、八木養宜上、八木鳥井、八木立石、八木国分、八木新庄、八木野原、八木徳野、市青木、市市、市福永、市円行寺、市小井、市善光寺、市十一ヶ所、市徳長、市新、市三條、神代社家、神代浦壁、神代黒道、神代喜来、神代富田、神代地頭方、神代國衙、倭文流、倭文委文、倭文高、志知松本、志知佐礼尾、志知難波、志知中島) の一部
旧南淡エリア (福良、賀集鍛冶屋、賀集賀集、賀集八幡、賀集八幡南、賀集八幡中、賀集八幡北、賀集立川瀬、賀集野田、賀集牛内、賀集生子、賀集福井、賀集長原、賀集内ケ原、北阿万伊賀野、北阿万稲田南、北阿万新田中、北阿万新田北、北阿万筒井、阿万上町、阿万下町、阿万塩屋町、阿万吹上町、阿万西町、阿万東町、灘惣川、灘吉野、灘山本、灘城方、灘油谷、灘払川、灘円実、灘土生、灘地野、灘仁頃) の一部

地籍図等整理済区域参考図 [PDFファイル/1.17MB]
 上の参考図は南あわじ市の地籍係において座標データを管理している区域です。この区域の他に、現在、法務局へ地籍調査成果送付準備中の区域、現在、調査進行中の区域もあります。

 

 【現在調査進行中の区域】

  • 湊の一部
  • 倭文土井の一部
  • 松帆櫟田の一部
  • 津井の一部
  • 阿那賀の一部

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)