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東北復興宇宙ミッション2021
印刷用ページを表示する更新日:2021年3月11日更新
東北復興宇宙ミッション2021
東日本大震災の発生から10年の節目となる令和3年(2021年)3月、国際宇宙ステーション(ISS)から世界に向けて復興支援への感謝の気持ちを発信する「東北復興宇宙ミッション」が計画されています。
同プロジェクトには被災地などから48自治体が参加し、被災地から集められたメッセージをISSの日本実験棟「きぼう」内で紹介し、動画投稿サイトなどで公開するほか、宇宙に届けられた植物の種などの記念物品を、地球に帰還した後に各地で活用することが計画されています。
東北復興宇宙ミッションHP<外部リンク>
南あわじ市は被災地を支援する自治体としてプロジェクトに参加し、記念物品としてタマネギの種を贈呈しました。
淡路農業技術センターから提供を受けた「淡路中甲高黄(ちゅうこうだかき)」というタマネギの種で、昭和40年代までは淡路島の主流品種であり、現在の主流品種とは異なって、採取した種から親株と同じ性質のタマネギが育ちます。
種は令和3年3月に宇宙に打ち上げられ、同年8月に南あわじ市に里帰りし、種子の増産に努めています。
宇宙からのメッセージ
令和3年3月11日に「宇宙から世界へ、ありがとう」の動画が公開されました。野口聡一宇宙飛行士による宇宙からのメッセージ、宇宙に掲げた横断幕の映像などが紹介されています。