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ノロウイルス感染症・食中毒にご注意!

印刷用ページを表示する更新日:2018年4月1日更新 <外部リンク>

例年秋口から春にかけて発生の多いのがノロウイルス感染症・食中毒です。

ノロウィルスに感染すると

ノロウイルス顕微鏡写真

 ノロウイルスは電子顕微鏡(写真右)で見なければ判らないほど小さなウイルスです。この小さなウイルスが、10から100個口に入ると感染すると言われ、感染力が非常に強いウイルスです。
 ノロウイルスに感染すると、嘔吐や下痢、腹痛などの症状が現れ、通常は1~3日で回復する場合が多いですが、ひどい嘔吐や下痢が続いた場合、脱水症状になることがあります。
 早めに医師の診察を受けましょう。
 ※脱水症状にならないよう水分を十分に取りましょう。

予防対策のポイントは

下痢・嘔吐等の消化器系症状がある人は、回復するまで調理を控えましょう。

排便後や食事直前、調理する人は調理前、調理中も、必ず石けんで手洗いをしましょう。

吐物、下痢便の処理を適正にしましょう。

  1. 処理するときは使い捨て手袋、マスク、エプロンを着用し、50倍に薄めた塩素系漂白剤を準備します。
    できるだけ飛散させないようにペーパータオルなどで吐物、下痢便をきれいに拭きとり、ビニール袋に入れて、廃棄物が充分浸る量の塩素系漂白剤を注ぎ入れ、密封します。
  2. 吐物や下痢便で汚染された便座や床は、ペーパータオルで覆い、50倍に薄めた塩素系漂白剤を上から注いで、換気をしながら10分置いて水拭きしてください。
  3. 汚染されたペーパータオル・使い捨て手袋・マスク・エプロン・紙おむつなどは、ビニール袋に密封して破棄してください。
  4. 汚染された衣類・シーツ・タオル等は、洗剤を入れた水の中で静かにもみ洗い後、85℃1分以上の熱水洗濯もしくは50倍に薄めた塩素系漂白剤で消毒してから洗濯してください。
    すぐに洗えない布団などはスチームアイロンなども効果的です。
    また、下洗い場所も50倍に薄めた塩素系漂白剤で消毒後、掃除をしてください。

貝類の生食は控えましょう

 冬に二枚貝の生カキなどを食べた人が、胃腸炎をおこし、便からノロウイルスが見つかることがあります。二枚貝には、まれにノロウイルスの蓄積があり、生食すると感染する可能性があります。
 ※十分加熱(中心部85℃1分間以上)することによって感染を防ぐことができます。

消毒液の使用方法

 吐物や下痢便で汚れた物は、50倍に薄めた塩素系漂白剤で消毒しましょう。
 手がよくふれる場所は、200倍の塩素系漂白剤で拭きましょう。
 ※素材によっては色落ちしてしまいますが、ノロウイルスを死滅させるために必要な手段です。金属はさびるので消毒後水拭きしましょう。

ペットボトルを使った薄め方図 

お問い合わせ

  • 淡路県民局・洲本健康福祉事務所(健康管理課) Tel 0799-26-2062