広報南あわじ「まちかどトピックス」(平成26年12月号）

まちかどトピックス

市内でテレビＣＭを撮影

神代国衙の久度神社で昨年４月、歌手で女優の瀬川瑛子さんやスタッフら約30人がテレビＣＭ（現在放送中）の撮影を行いました。 　多くの候補ロケ地から選ばれた久度神社は第14代仲(ちゅう)哀(あい)天皇を奉る歴史ある神社です。大字総代の原口功さんは「市内の人にも歴史あるこの神社を知ってもらえると嬉しい」と話してくれました。

南あわじ温泉ラージボール卓球大会を開催

 　普通の卓球の球より少し大きな球を使うラージボール卓球。日本卓球協会登録選手が出場する同卓球大会は、全国の温泉地で開催されます。今年の近畿シリーズは10月29、30日の２日間、文化体育館で開催されました。 　シングルス、男女混合ダブルスなど多くの種目が行われ、各選手は日頃の成果を発揮。夜はゆっくり温泉に浸かりました。 

吉田元全日本選手によるバレーボール教室

モントリオールオリンピック女子バレーボールで金メダルを獲得した吉田（旧姓、高柳）昌子さんによる少女バレーボール教室が11月２日、市小学校体育館で開かれました。 　主催のＮＰＯ法人バレーボール・モントリオール会は、同オリンピックの日本代表メンバーで構成。全国で教室を開催し、スポーツ振興と選手育成を目的に活動しています。今回はバレーボールの盛んな南あわじ市が選ばれ、市内全11チーム約１３０人が参加しました。 　吉田さんは基本練習の大切さを伝え、実践練習でサーブ、パス、スパイクの順に指導しました。 　練習を終えた倭文ＳＶＣのキャプテン前田綾香さんは「とても勉強になった。全淡大会に向かって頑張って練習に励む」と話してくれました。

市役所三原庁舎の前庭に植栽 　

　市役所三原庁舎の前庭に葉牡丹とビオラ、ノースポールが植栽されています。これは、シルバー人材センターが１６０株の花の苗を用意して同会員の金谷 栄さんが庁舎の清掃などの仕事の合間を利用してボランティアで植栽。これまで毎年定期的に植え替えや管理も金谷さんらで行われていて、綺麗な花と緑で庁舎を訪れる人の目を和ませています。

野球ベース・ウォール寄贈

　阿万スポーツセンターのグラウンドに、日本野球機構（ＮＰＢ）と阪神タイガースから、ベース･ウォール（ボールを壁に当てて遊ぶ設備）が寄贈され、11月3日に贈呈式が開かれました。プロ野球発足80周年記念事業「未来の侍プロジェクト」の一環として全国で12カ所しか設置されていないものです。　寄贈のベース･ウォールは、緑色の壁にバッターとストライクゾーンが描かれていて、ボールを投げて練習ができるものです。 贈呈式には市内の少年野球チームの約１３０人が参加して、壁にボールを投げて始球式が行われた後、阪神タイガースＯＢの福家雅明さんと庄田隆弘さんによる野球教室も開かれ、ピッチングや守備の基本などの指導に熱心に取り組みました。

炭焼き体験で世代間交流

　県民交流広場事業を利用し、灘地区老人クラブと同地区自治会が協力して、このほど灘小学校近くに炭焼き窯が完成しました。 　老人クラブの人たちと一緒に同小学校の児童17人が参加して10月９日、炭焼きに挑戦しました。窯の中にはシイやバベなどの木のほかに、タイやサバなどの魚、みかんやビワなどの果物も入れたほか、児童は事前に粘土で作り十分に乾燥させた鈴や箸置きなどの作品を一緒に入れました。 　老人クラブの人たちは９日の昼に火をつけ、煙の色を見ながら窯の中の温度を判断し、11日未明に止めました。17日には再び児童らも参加して出来上がった炭の運び出しを手伝いました。子どもたちは「炭焼きは時間がかかる大変な作業と知った。良い思い出になった」と感想を話していました。

おめでとう

旭日双光章　蓮池洋美さん（福良）

　蓮池洋美さん（72歳）は、南淡町及び南あわじ市議会議員として26年にわたり議会の円滑な運営に寄与。地方自治の発展と振興に尽力され、地域住民のスポーツ精神の高揚、スポーツを通しての青少年の健全育成と地域の活性化に大きく貢献されました。

旭日単光章　萩山定勝さん（広田）

　萩山定勝さん（88歳）は、緑町議会議員として３期12年にわたり地方自治の発展に寄与。住民生活の環境を守り地場産業である酪農業の発展と向上に尽力されるとともに、防災対策や交通インフラ整備の充実に奔走されるなど地域振興に大きく貢献されました。

ボート競技 ３位　山崎鈴子さん（柳学園高校）

 　　山崎鈴子さん（阿那賀）は、第69回国民体育大会「長崎がんばらんば国体」（10月18日～21日）に兵庫県代表としてボート競技少年女子ダブルスカル種目に出場。 　今年夏から吉田茉世さん（洲本高校）とペアを組んで臨んだ初出場の国体で、みごと３位に輝きました。