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開館20周年記念 かな書のこころ ― 森本栖鳳 書作展 / 自由に 強く 深く おもむくままに ― 加登 亙 書展

印刷用ページを表示する更新日:2015年4月6日更新 <外部リンク>

=開館20周年=
かな書のこころ 森本栖鳳 書作展
自由に 強く 深く  おもむくままに 加登 亙 書展


会期:平成23年4月16日~6月19日




森本栖鳳「春暁」(正岡子規)

【 森本栖鳳「春暁」(正岡子規) 】


 加登亙「風神・雷神」

【 加登 亙「風神・雷神」 】



 開館20周年を記念して、兵庫ゆかりの書家 森本栖鳳と加登亙の半世紀におよぶ書友の『二人展』を1・2階展示室、そして新たにオープンした“多目的室”のすべての展示スペースを使って開催いたしました。

 南あわじ市出身の森本栖鳳(もりもと・せいほう)は、若き日より「筆に才あり」と称えられ、同年書業60年を迎えました。日本人の心ともいうべき、伝統美を継承したかな書の世界を探求、表現し続けた作品からはその理念の深さがうかがい知れます。
2009年に急逝した加登亙(かと・こう)は西宮市出身。古典の書法をとらえつつも、伝統的な書の空間を超えスケールが大きく、エネルギーを解放した自由奔放な筆の動きは、独創的な表現を生み出しています。
 本展は、日本の伝統書法と中国の古典をふまえた二人が、文字性を備えたうえに表現した、それぞれの『魂』と『好み』を存分に鑑賞していただいた展覧会でした。



作家紹介

◆森本 栖鳳(もりもと・せいほう)

森本栖鳳「母こひし」(若山牧水)
【 森本栖鳳「母こひし」(若山牧水) 】


 昭和8年(1933)淡路島の南あわじ市に生まれる。少年期であった昭和20年(1945)頃より、筆墨に親しみを持つようになる。かな作家を目指し、安東聖空(※)に師事した。「日展」には昭和33年(1958)に初入選を果たし、以来伝統かなを専攻し、古典と現代との接点を求め書一筋の人生をスタートさせた。現在は正筆会の副会長を務める。
 玉青館では平成14年(2002)に、古希及び書業50周年を記念して、『古希記念―かな書業五十年 森本栖鳳展』を開催した。


※安東聖空(1893‐1983)故人。日本芸術院会員。かな書道の第一人者であり、かな書道界の名門正筆会の創始者。


略歴

1933年(昭和8) 兵庫県南あわじ市に生まれる

1952年(昭和27) 兵庫県立三原高等学校卒業

1953年(昭和28) 日本芸術院会員 安東聖空(あんどう・せいくう)に師事する

1957年(昭和32) 広津雲仙(ひろつ・うんぜん)に漢字を師事する

1958年(昭和33) 改組第1回日展 入選  以後39回入選

1971年(昭和46) 第3回日展 会友となる

1980年(昭和55) 毎日書道展毎日賞を受賞

1983年(昭和58)  第1回個展を開催 (兵庫県民会館アートギャラリー特別展示室)

1984年(昭和59) 第3回読売書法展審査員に就任 以後8回務める

1991年(平成3) 第2回個展を開催 (そごう神戸店美術画廊)

1994年(平成6) 万葉歌碑3基を揮毫 (神戸市垂水区平磯公園)

1995年(平成7) 兵庫県芸術文化協会県民感謝賞を受賞

2002年(平成14) 第3回個展を開催 (東京銀座プルミエール画廊) 『古希記念―かな書業五十年 森本栖鳳展』を開催(玉青館)

2004年(平成16) 紺綬褒章を受章

 

現在

日展会友

全日本書道連盟評議員

読売書法院参与

兵庫県書作家協会参事

正筆会副会長

かな研究栖成会主宰



◆加登 亙 (かと・こう)

加登亙「橋」
【 加登 亙「橋」 】


 昭和6年(1931)兵庫県の西宮市に生まれる。小坂奇石(※)らに師事した。
 「日展」には昭和34年(1959)に初入選を果たし、以来、市立西宮東高等学校、高野山大学などの講師を務めるかたわら書の道に励む。書道研究会「彬々会」を主宰し、現代書の確立と振興に取り組みながら、西宮市展、兵庫県展などの各種展覧会の審査員を務め後進の指導にも尽力した。
 また、関西展関展賞第一席、読売書道展文部大臣賞など、数多くの賞を受賞し、長年にわたり市民の芸術文化の高揚に貢献した。国際交流における功績も大きく、平成12年(2000)には西宮市市民文化賞を受賞。平成21年(2009)に77歳で永眠する。


※小坂奇石(1901-1991)故人。「奇石体」「奇石流」と呼ばれる独自の書風を確立。書家としては初めて「日本芸術院恩賜賞」を受賞するなど、日本書壇に一時代を築いた現代書道家を代表する書家の一人。


略暦

1931年(昭和6) 兵庫県西宮市に生まれる

1952年(昭和27) 墨谷鶴村(すみたに・かくそん)に師事する

1956年(昭和31) 小坂奇石(こさか・きせき)に師事する

1959年(昭和34) 日展に入選

1964年(昭和39) 書法研究会彬々会を主宰する

1965年(昭和40) 東方展推薦第一席となる

1966年(昭和41) 市立西宮東高等学校講師となる

1969年(昭和44) 仏教大学卒業

1970年(昭和45) 関西展関展賞第一席となる

1971年(昭和46) 県立西宮北高等学校講師となる

1975年(昭和50) 高野山大学講師となる日本書芸院大賞を受賞

1980年(昭和55) 読売書展文部大臣賞を受賞

1981年(昭和56) 個展を開催(ギャラリーはりしん) 加登亙川・森本栖鳳 二人展を開催(ギャラリー錦)

1987年(昭和62) 個展を開催(ギャラリーエンバ) 個展を開催(ギャラリー銀花) 小品展を開催(御影ガーデン・シティ)

1991年(平成3) グループ展(七羊書作展)を開催(兵庫県民会館)

1993年(平成5) 小品展を開催(ギャラリー曽根) 国際蘭亭筆会(中国)に参加 上海博物館日中書法展出品

1998年(平成10) 黄苗子・加登亙二人展を開催(西宮)

2000年(平成12) 西宮市民文化賞を受賞

2007年(平成19) 西宮書道協会会長に就任

2009年(平成21) 永眠 個展(加登 亙―書の世界―)を開催(尼信博物館)

2010年(平成22) 加登亙遺作展を開催(西宮市民ギャラリー)

 

関連イベント『書の話しと席書』

講師

 森本栖鳳先生

開催日時

  • 第1回:「中国の漢字と日本のかな書・席書」 / 平成23年4月24日(日曜日) 午後2時~
  • 第2回:「文字の大切さとかな書・席書」 / 平成23年5月22日(日曜日) 午後2時~

会場

 玉青館 多目的室



後援

  • 公益社団法人日本書芸院
  • 兵庫県書作家協会
  • 正筆会



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