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広報南あわじ「まちかどトピックス」(令和7年6月号)
南あわじ市地域魅力プロデューサー
清川あさみさんを再任
本市出身のアーティスト、清川あさみさんが、優れた人材を活用して本市の有する地域資源の魅力を向上させる「地域魅力プロデューサー」に再任され、4月29日に委嘱状が交付されました。任期は2025年度から5年間。
清川さんは写真に刺繡を施す「美女採集」シリーズなどで独自の世界観を確立し、テレビやCMなどのアートディレクターや絵本作家として精力的に活躍しており、1期在任中には淡路人形浄瑠璃再生プロジェクトとして、新演目「戎舞+(プラス)」や「淡路人形座ええとこどり 或る夜の段」をプロデュースしました。
清川さんは「自然豊かな市の魅力をアートと組み合わせて発信していきたい」と抱負を語りました。
淡路島の夏の味覚・ハモの豊漁を願って
「鱧供養祭」が開催
ハモのシーズンの到来を告げる淡路島観光協会主催の「鱧供養祭」が5月8日、灘・沼島で行われました。ハモの御霊の供養、豊漁と商いの繁盛を祈念して行う供養祭は今回で32回目。真観寺(灘地区)住職らによる法要が行われた後、関係者が船で土生港を出港し、沼島上立神岩付近の海上で一斉にハモを放流しました。
沼島近海のハモは、鳴門海峡の影響で肉質がよくコクがあり、秋の産卵に向けて脂がのる初夏以降が旬です。ビタミンAやコンドロイチンが含まれているので、美容や夏バテ防止効果に良いと言われており、ハモのふっくらとした食感とタマネギの甘みが効いただし汁でいただく「ハモすき鍋」は淡路島を代表する郷土料理です。
淡路島観光協会の木下紘二南あわじ地区会長は「これから旬を迎えるハモ。観光客はもちろん、地元の方々にもぜひ味わってもらいたい」と話していました。