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広報南あわじ「まちかどトピックス」(令和7年5月号)
子どもたちが楽しく安全に過ごせることを願って
「島のゆくりば」竣工
南あわじ市とB&G財団は、さまざまな状況にある子どもたちを支援する、「子ども第三の居場所(島のゆくりば)」を「南あわじ市学ぶ楽しさ支援センター」に設置しています。
「島のゆくりば」は2023年6月から同センターの2階を拠点として運営しており、学校に通うことが難しい、またはさまざまな課題を抱える子どもたちが安心して過ごせる時間や居場所を提供し、穏やかに成長できるサポートを実施しています。
この度、B&G財団の助成金を活用し、子どもたちがより楽しく安全に過ごせる場所になるよう改修工事を行い、クールダウンスペースやボルダリング設備、校庭には複合遊具などを新たに設置しました。
3月28日にオープニングセレモニーが行われ、「学ぶ楽しさ支援センター」の近藤秀宜センター長が施設概要について説明、その後関係者向けに内覧会が行われました。
昭和の人形浄瑠璃を振り返る
開館35周年記念写真展を開催中
淡路人形浄瑠璃資料館では、昭和半ばに撮影されたノスタルジックな人形浄瑠璃の写真を公開しています(期間は令和7年8月頃まで)。宗虎亮さんが撮影した写真を中心に、淡路島内で撮影された白黒写真74点を展示し、それに関連して当時実際に使用されていた小道具や肩衣、行李、浄瑠璃本なども展示しています。
「人形浄瑠璃を見たことがない」という人でも、よく分かるように解説がついており、浄瑠璃の音声(昭和に録音されたもの)を聞きながら、淡路島でどのようにして根付き、楽しまれていたかを、写真を通して「見て・知って」いただき、身近に感じてもらえるものとなっています。