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行政機関による糞の処理や巣の除去は行っていませんので、ご自身での対処をお願いします。
集合住宅の場合は、管理組合や管理会社にご相談ください。
ハトは縄張り意識が強く帰巣本能も強いため、好んで居ついた場所を縄張りと認識すると、巣が撤去されても戻ってきて再び巣を作ろうとします。自分の糞があるところを安心できる場所と認識する傾向があるため、糞は放置せず、きれいに掃除することで縄張りへの執着心を弱めることができます。
ハトの糞には人体に有害な病原体が含まれている場合があります。糞が乾燥して空気中に舞い上がり、器官から人体に入る恐れもありますので、掃除の際は手袋とマスクを必ず着用してください。
ベランダの手すりに剣山を設置する、防鳥ネットを取り付ける、鳥が近づいたら音を出す等の方法で追い払う他、ベランダに置くものを減らすことで巣を作りやすい物陰を無くすことなども大切です。
また、巣の除去に関しては巣が空であれば特別な許可は必要ありませんが、卵またはヒナを含めた野生鳥獣は許可なく捕獲・殺傷することは法律により禁じられています。
ご自身での作業が難しい場合は動物の追い払いや駆除を行う業者に依頼することもできますが、市役所から特定の業者を紹介することはできかねますのでタウンページやインターネットなどでお探しいただけますようお願いします。