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イタチについて

印刷用ページを表示する更新日:2023年3月31日更新 <外部リンク>
イタチ

生態について

このページではイタチに加え、テンも対象とします。

(1)生息範囲

 山間部だけでなく、住宅地内も含めた広い範囲に出没します。                                            

(2)活動時間

 日中に活動することもありますが、基本夜行性です。

(3)食性

 雑食ですが、肉食中心で小型の哺乳類や鳥類を捕食します。植物質のものは果実を好みます。

(4)生態

 イタチの繁殖期は3月~5月、テンの繁殖期は7月~8月で、ともに複数匹の子を出産し、成獣は単独行動が多くなります。

 イタチもテンも、手足が非常に器用で、金網柵やワイヤーメッシュ柵などの物理柵は簡単に登り越えて侵入してしまいます。

被害対策について

(1)被害

 家の屋根裏等に住み着く場合もあり、家屋内での足音や鳴き声による騒音、断熱材等の建材の破損、排せつ物による悪臭等が発生する恐れがあります。

(2)対策

 対策としては、侵入口となっている場所を塞ぐ、イタチの嫌がる臭い(お酢や漂白剤等)を置く、ワナによる捕獲等があります。

 外からの侵入を防ぐためには電気柵でしか効果はありませんが、イタチやテンの体の大きさからすると、最下段の柵線は地面から5cm程度に低くする必要があります。ところが、雑草が柵線に触れやすくなり、除草など管理が大きな課題です。そのため、柵を登る行為を逆手に取り、トタン柵の上部5cm程度に電気柵の柵線を設置した複合柵などが効果的です。

捕獲について

 イタチやテンの捕獲については、捕獲従事者(猟師)への依頼は出来ません。個人での対応となります。

 専門の事業者へ依頼する方法もありますが、小型箱ワナや手捕りによる捕獲であり、以下に該当する場合は狩猟免許を所持していなくとも、個人で捕獲実施することが可能です。

 ・自宅内での被害防止のため、自宅敷地内で捕獲する

 ・農作物の被害防止のため、農業者が自ら農地内で捕獲する場合

※ただし、捕獲を実施する場合は、狩猟免許は不要でも捕獲許可証が必要となりますので、農林振興課までお問合せください。