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南あわじ市いじめ防止基本方針
南あわじ市は、「ふれあい共生の人づくり」を教育方針に掲げ、「次世代の人材を育てる教育」と「活力と生きがいをはぐくむ教育」を二つの柱として、教育施策を展開してきた。中でも、学校教育においては「安全・安心で、開かれた学校・園づくりの推進」を重点課題の一つとして取り組んでいる。そのような中にあって、いじめを防止し、根絶に向けての取組を一層充実させることは、本市の教育の質的向上を図る上で重要な意味を持つものである。
いじめは、児童生徒の権利を著しく侵害し、その心身の健全な成長及び人格の形成に深刻な影響を及ぼす行為であり、その生命又は身体に重大な危険を生じさせるおそれがある。さらに、近年、インターネットを介したいじめが増加するなど、複雑化、多様化するいじめの問題を踏まえ、その解決を図るために、学校、家庭、地域、関係機関等は連携協力し、その変化にも対応できる取組の推進に努めなければならない。
南あわじ市いじめ防止基本方針は、いじめ防止対策推進法(公立学校用)平成25年法律第71号)をふまえ、全ての子どもがいじめを行わず、いじめを放置することがないよう、市民総がかりでいじめに対峙するため、南あわじ市におけるいじめの防止等(いじめの未然防止、早期発見、早期対応、という。以下同じ。)の基本的な方針を示すものである。この基本方針に基づき、いじめの問題の克服に向けた施策や活動を効果的に展開し、知恵あふれ、ふるさと南あわじを大切にする人づくりを推進する。