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沼島の観光ポイント、沼島散策と観光ガイド、吉甚(よしじん)
沼島(ぬしま)は、淡路島の南約4600m、紀伊水道北西部に浮かぶ島です。
周囲約9530m、 最高地点は117m。瀬戸内海国立公園の一部です。
沼島の遠景
沼島の全体
沼島にお越しの際は、土生港(はぶこう)より船にお乗りください。
おのころ神社
小高い山の上、まるで天に届くかのようなまっすぐな階段を上ると、おのころ神社に到着する。この山全体が「おのころさん」と呼ばれる神体山だ。天地創造の神であるイザナギ、イザナミの二神を祀っている。
沼島庭園(伊藤邸の庭)
室町時代に10代将軍足利義稙によってつくられたという説が一般的に通っているが、作庭手法や歴史的考察から見て、江戸時代初期ではないかという説もある。沼島の特徴である緑色片岩を利用し、地層を生かして作庭している力強さあふれる石組の庭だ。
種子尊勝法華曼荼羅
上半分に尊勝曼荼羅、下半分に法華曼荼羅を種子(梵字)により表したもので、めずらしい作例として、県指定文化財となっている。
上立神岩
沼島の海岸線には奇岩や岩礁が多く見られるが、そのなかでも、そびえたつ高さ約30メートルの上立神岩は圧巻である。竜宮の表門とも呼ばれる何とも神秘的な岩だ。
鞘型褶曲
平成6年に発見されためずらしい岩石である。このような同心円構造の鞘型褶曲(さやがたしゅうきょく)は、この他にフランスで1ヶ所発見されているだけで、当時の地殻内部の動きがわかる世界的にも貴重な資料となっている。
梶原五輪石(梶原景時の墓)
松香石という特殊な石でつくられている。古くから梶原景時の墓と伝えられており、この塔の造立年代も鎌倉初期のものと見られている。
紺紙金銀字入大乗論
「入大乗論」はインドの堅意菩薩の作で、中国北京の道泰等が437~439年の頃に訳出した大乗仏教の簡単な概説書のこと。この書は、奥州藤原氏の初代・清衡の発願により書写された一切経、もと5300巻あまりのうちの2巻と考えられる。その多くは桃山時代に高野山に移されたが神宮寺への伝来についてはよくわかっていない。
沼島遊歩道
沼島を一周できる遊歩道がある。この遊歩道に沿って沼島八十八カ所を巡ることもできる。ちなみに第一番は神宮寺境内にある。
南あわじ市観光ガイドによる沼島散策
周囲約10キロ、260世帯600人ほどの沼島は、ハモ料理だけでなくその歴史や地質学的にも見どころの多い島です。より沼島の魅力を知るために、南あわじ市観光ガイドと一緒に、沼島散策に出掛けてみませんか?
コース概要
神宮寺・八幡神社・五輪塔・沼島庭園・上立神岩展望地
※神宮寺では住職が在中の場合はお話しを聞く事ができます。
所要時間
約2時間程度
費用等
要相談
連絡先
沼島観光ガイド ぬぼこの会
【受付電話番号:0799-20-1160 寛(かん)】
吉甚 バッタリ・カフェ
沼島で、吉甚(よしじん) バッタリ・カフェがオープン。カフェのほか土産物販売などを行っています。
営業時間・営業日は、電話番号0799-53-6665でお確かめください。
沼島おのころクルーズ
漁船で沼島をぐるっとめぐる周遊クルーズです。詳しくは、電話番号050-3187-5040へお問合せください。
沼島でのレンタサイクル
詳しくは、沼島観光案内ホームページ<外部リンク>をご確認ください。
淡路島の観光のお問い合わせは、南あわじ観光案内所で!
南あわじ観光案内所
〒656-0501
兵庫県南あわじ市福良甲1528-4
Tel:0799-52-2336