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淡路人形浄瑠璃

印刷用ページを表示する更新日:2015年4月6日更新 <外部リンク>

淡路人形浄瑠璃(あわじにんぎょうじょうるり)~受け継がれる伝統芸能

淡路人形浄瑠璃の歴史

淡路人形浄瑠璃「戎舞」の写真淡路人形座での公演の写真

 淡路人形浄瑠璃の起源は、室町時代末に西宮神社に仕えていた百太夫という傀儡師(人形遣い)が、三原郡三条村(南あわじ市市三條)に来て、地元の人に人形操りの技を伝えたとの説が有力です。
 江戸時代には阿波藩主・蜂須賀氏の支援を受け、享保・元文の頃(18世紀はじめ)に最も栄え、上村源之丞座、市村六之丞座など島内に40以上の座本があり、全国を巡業して人形浄瑠璃文化を伝えてきました。北は東北、南は九州一円での興行記録が残っています。全国各地に今も残る100か所以上の伝統人形芝居の多くは淡路座の影響を受けており、淡路島が人形芝居のルーツと言われています。
 明治時代になると新しい芸能に人気を奪われ衰退しましたが、伝統芸能を見直す気運の高まりとともに、喜怒哀楽を情緒豊かに表現する舞台芸術が内外ともに高く評価され、昭和51年に国指定重要無形民俗文化財に指定されています。

淡路人形浄瑠璃「傾城阿波鳴門巡礼歌の段」

淡路人形座の誕生

 全国各地でもてはやされた淡路人形芝居でしたが、明治になると、大きな時代の変化の中で観客の関心が他の娯楽に移ったり、人形芝居の修行の辛さから若い後継者が育たなかったりで、古くからの人形座は次々に姿を消し、淡路人形芝居は消滅の危機にさらされました。
 そんな時、淡路島の伝統芸能を守ろうとする人々の力で1964年「淡路人形座」が立ち上げられました。
 以来、淡路人形座は、島内で唯一プロとして活動する人形座として、常設会館での年間1200回以上の公演のほか、島内外への出張公演約100回、海外公演、後継者団体への指導など、淡路人形浄瑠璃の継承・発展に努めています。

淡路人形座の写真

淡路人形座の活動

学校へ出前講座

 地元の子どもたちに淡路人形浄瑠璃の魅力を伝え、親しんでもらいたいとの思いから、平成16年から島内小中学校への出前講座を行っています。
 また、平成16年度からは、文化庁の補助を受けて実施するようになり、徐々に内容も充実し、実施する学校数も増加。毎年、淡路島内の小・中・高等学校で出前講座を行っています。
 太夫・三味線・三人遣いの人形をそれぞれに分かりやすく説明し、実際に子どもたちに体験してもらうコーナーも設けています。

後継者の育成指導

 淡路人形座の座員は、淡路人形座での公演の後、学校や子ども会活動の指導を行っています。
 一流の技芸をプロの先輩たちから学ぶ子どもたちの中には、師匠や先輩に憧れ、淡路人形座に入座する部員もいます。
 淡路島から人形浄瑠璃の技芸を絶やしてはならないと行政、淡路人形芝居サポートクラブ、学校や地域、保護者などの協力を得て、後継者団体の部員も熱心に取り組んでいます。

県代表でパリ公演

 日仏友好160周年を記念してパリ市内を中心に開催されている「ジャポニスム2018」。淡路人形座は、兵庫県代表として、2018年10月15日から21日の間、パリ日本文化会館で2度の公演を行いました。
 淡路人形座のフランスでの公演は、今回が5度目。「戎舞」「人形解説」「玉藻前曦袂 狐七化けの段」を披露し、観客から盛大な拍手が送られました。
 パリ公演を通じて、淡路人形浄瑠璃の素晴らしさを世界に発信しました。

淡路人形座のパリ公演の写真

淡路人形浄瑠璃の継承に取り組む後継者団体等(順不同)

  • 市小学校郷土文化部
  • 三原中学校郷土部
  • 南淡中学校郷土芸能部
  • 淡路三原高等学校郷土部
  • 福井子供会人形浄瑠璃部
  • 淡路人形浄瑠璃青年研究会
  • 淡路人形芸舞組