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淡路中甲高黄復活プロジェクト

印刷用ページを表示する更新日:2022年1月6日更新 <外部リンク>

淡路島たまねぎ 淡路中甲高(黄)復活プロジェクト

 淡路島のたまねぎは、アメリカから導入された種子を大阪の農家が改良し、その種を淡路に合った品種に改良するため選抜が繰り返され、最終的に大正12年(1923)に「淡路中甲高」が育成された。その後も改良が続けられ、収穫時期の異なる3系統が昭和30年(1955)頃に固定され、「淡路中甲高(黄)」として栽培を始めた。この品種は、形も良く柔らかく甘いことから、F1品種の親となっており、現在栽培されているたまねぎの約50%にこの血が受け継がれている。さらに中晩生品種に限ると、約91%の品種に遺伝子資源として生かされている。

出典:南あわじにおける水稲・たまねぎ・畜産の生産循環システム

淡路中甲高(黄)復活へ

 昭和40年代後半までは、県内で「淡路中甲高(黄)」の優良種子生産のためその基となる原種採種を行っていました。
 その後、Fi品種の台頭により、淡路中甲高(黄)の生産も減少していき、ついには消滅していました。
 令和元年、淡路農業技術センターが遺伝資源として大切に種子保存していた1号及び2号の種子提供を受け、淡路中甲高(黄)の栽培復活に向けた取組みを始めています。

出典:淡路島で生まれた たまねぎ伝統品種 淡路中甲高黄

参考資料:
淡路島で生まれた たまねぎ伝統品種 淡路中甲高黄(表面) [PDFファイル/186KB]
淡路島で生まれた たまねぎ伝統品種 淡路中甲高黄(中面) [PDFファイル/603KB]

 

淡路中甲高黄復活に向けた取組み

 
  年月日 備考
苗が育成中 令和3年12月 淡路中甲高黄 育成中。
(写真提供:南淡路農業改良普及センター)
播種 令和3年10月

淡路中甲高黄の播種作業を行いました。
(写真提供:南淡路農業改良普及センター)

種子餞別 令和3年8月

淡路中甲高黄の種子選別作業を行いました。
(写真提供:南淡路農業改良普及センター)

収穫 令和3年6月17日 淡路中甲高黄の収穫を行いました。
(写真提供:南淡路農業改良普及センター)
種 令和3年6月17日 淡路中甲高黄の「種」が出来ました。
種子 令和3年5月7日 種子が充実していきました。
(写真提供:南淡路農業改良普及センター)
開花しました 令和3年4月15日 淡路中甲高黄の受粉作業を実施中。
(写真提供:南淡路農業改良普及センター)
開花 令和3年4月15日 淡路中甲高黄 開花!
(写真提供:南淡路農業改良普及センター)
生育中 令和3年2月1日 順調に育っています。
(写真提供:南淡路農業改良普及センター)
たまねぎの芽 令和2年12月9日

淡路中甲高黄の新芽が出てきました。
(写真提供:南淡路農業改良普及センター)

定植作業 令和2年12月2日

淡路中甲高黄の定植作業を行いました。
(写真提供:南淡路農業改良普及センター)

 

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