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徳野塚村古墳

印刷用ページを表示する更新日:2011年1月27日更新 <外部リンク>

徳野塚村古墳(とくのつかむらこふん)

昭和26年に陶棺が出土、7世紀前半頃のものと推定

 徳野塚村古墳は八木徳野にある古墳です。調査が実施されていないため、古墳の形等詳細は分かりませんが、昭和26 年開墾中に陶棺(とうかん)と呼ばれる須恵質(すえしつ)のお棺が出土したことが記録されています。
 陶棺は四注式家形(しちゅうしきいえがた)に分類され、屋根の形をした蓋と10個の脚が付いた身の2つから構成されるユニークな形をしています。大きさは身の部分で約91cm(長さ)×35cm(幅)×36cm(高さ)と非常に小さいのが特徴です。他の出土遺物が少なくはっきりしませんが、おおよそ7世紀前半(約1,400年前)頃のものと考えられます。

陶棺の写真
陶棺