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更新日:2011年2月25日更新
井手田遺跡
井手田遺跡(いてだいせき)
弥生・古墳・奈良・鎌倉時代の遺構を発掘、太平洋や瀬戸内海を通じての交流もあった
平成18年9月から12月に阿万上町で、県道阿万バイパス建設に伴う発掘調査が行われ、竪穴住居や水田跡、お墓、掘立柱(ほったてばしら)建物など弥生・古墳・奈良・鎌倉時代の遺構が見つかりました。
韓国に起源を持つ「松菊里型(しょうきくりがた)」住居と呼ばれる屋内土坑(どこう)の両脇には、2本1対の柱穴を配する構造の竪穴住居や和歌山・徳島産の土器や石材が見つかり、太平洋や瀬戸内海を通じて交流があったことがわかりました。
井手田遺跡