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在宅医療廃棄物の種類と排出方法
在宅医療廃棄物は大きく次の3つに分けられます。
1. かかりつけの医療機関等(病院、診療所、薬局)へ返却するもの
2. 燃えるゴミに出せるもの
3. 燃えないゴミ(資源ゴミ)に出せるもの
1.かかりつけの医療機関等(病院、診療所、薬局)へ返却するもの
◎注射針、点滴針、ペン型注射器・血糖値測定の針、針付きのチューブ類など 
かかりつけの医療機関等へ返却するまでは密閉できる丈夫な容器に入れ、乳幼児・
ペットなどが触れないところに保管してください。
◎ガラス製点滴ボトル
医療機関等にお問い合わせのうえ、返却してください。
◎輸液ライン(点滴ライン)
針部とライン部を切断し、針部はかかりつけの医療機関等へ返却してください。
ライン部は新聞紙などで包み、ポリ袋に二重に梱包して燃えるゴミに出してください。
輸液バッグと輸液ラインの接続部(鋭利な部分)は分離せずに輸液バッグに
刺したまま新聞紙などで包み、ポリ袋に二重に梱包して燃えるゴミに出してください。
2.燃えるゴミに出せるもの
衛生上の観点から、プラマーク
が表記されているものも燃えるゴミに出してください。
◎カテーテル・チューブ類
(間欠的自己導尿カテーテル、栄養注入カテーテル、気管切開チューブ、吸引用チューブなど)
新聞紙などで包み、ポリ袋に二重に梱包して燃えるゴミに出してください。
◎プラスチックバッグ類(輸液バッグ・CAPDバッグ、ストーマ袋)
輸液バッグの液、CAPD排液、ストーマ袋の汚物はトイレに流したのちに、新聞紙などで
包み、ポリ袋に二重に梱包して燃えるゴミに出してください。
◎ガーゼ、プラスチック製手袋、脱脂綿、紙おむつ
新聞紙などで包み、ポリ袋に二重に梱包して燃えるゴミに出してください。
紙おむつの汚物はトイレに流したのちに、新聞紙などで包み、ポリ袋に
二重に梱包して燃えるゴミに出してください。
3.燃えないゴミ(資源ゴミ)に出せるもの
◎栄養ドリンクのビン、缶入りの経管栄養剤など
中身を取り除き、水で洗ってから燃えないゴミ(ビンの日)に出してください。



