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広報南あわじ「市政ひろば」(令和6年5月号)
すべての人が、もっともっと活躍するまちへ
男女共同参画社会の実現を目指して
問合せ:ふるさと創生課(電話43-5205)
南あわじ市では、昨年策定した「第3次南あわじ市男女共同参画計画」に基づき、「子育ての喜びが見えるまち」の実現に向け、若者の挑戦や育児を応援する魅力的なまちとなるよう取り組みを進めています。男女共同参画社会の形成は、その基盤となるものです。
第3次南あわじ市男女共同参画計画はこちら
市内の現状はどうなっている?
日本国憲法には、個人の尊重や男女の平等が規定されています。しかし、実際にはまだ職場や家庭などさまざまな場で男性が優遇されていると感じることが多いようです。
令和4年度に市民の皆さまのご協力をいただき、アンケート調査を実施しました。その結果の一部をご紹介します。
令和4年度市民アンケート結果
- 社会全体の男女の地位は男性の方が優遇されている
73.2% - 受付、事務補助、保育士というと女性を思い浮かべる
71.5% - 体力的にハードな仕事を女性に頼むのはかわいそうだ
75.0% - 男女共同参画推進のために必要なことは?
- 女性が安心して妊娠や出産、子育てができる環境の整備
- 保育や介護サービスの充実
- 企業や事業所への育児、介護、看護のための休業制度等の普及
子育て応援コンソーシアム
市では、全市で男女共同参画を推進するため、令和5年度に「子育て応援コンソーシアム」を立ち上げました。この取り組みでは、子育て世代が働きやすい職場環境づくりを進めるため、地域、企業、行政が一体となって課題の共有や情報交換を行い、改善していくことで南あわじ市の企業は子育て応援企業であるということを市内外に発信するとともに、企業の人材不足の解消につなげていきます。令和6年度はさらに参加企業を増やし、取り組みを広げることとしています。
パートナーシップ宣誓制度がスタート
市では、令和6年4月からパートナーシップ宣誓制度を開始しています。この制度は、一方または双方が性的マイノリティである二人が、互いを人生のパートナーとし、日常生活において、相互に協力し合い支え合うことを市長に対して宣誓し、市がこれを証明する宣誓書受領証の交付を行うものです。
法的な効力を有するものではありませんが、市民一人ひとりの人権と個性を尊重し、性的マイノリティの方への社会的理解や性の多様性を尊重する取り組みを推進するものです。
具体的には、配偶者を対象とした「市営住宅の入居申込」、「り災証明書の交付申請」をすることができます。
新田地区でほ場整備が完成
記念碑除幕式・竣工式を実施
令和6年3月19日、新田地区ほ場整備委員会は、ほ場整備事業を後世に伝えるため記念碑を建立し、来賓・県市の関係者などが出席し、記念碑の除幕式・竣工式が行われました。
この地区は玉葱・レタス・白菜・キャベツ・コメ等の産地となっており、兵庫県の事業で平成23年度から令和3年度にかけて、新田北・新田中・稲田南・東畑地区にまたがる用水のパイプライン化を行い、作業性の良い2反区画のほ場へ整備しました。神田委員長代行は「高品質でおいしい淡路のタマネギを送り出し、農業人口増加につなげたい」と話しました。
今後は、ほ場が完成したことにより、さらなるほ場管理の省力化・作業効率の向上・生産量の増加等が期待されます。
国道28号福良口交差点周辺に
指定緊急避難場所を整備
市と兵庫国道事務所は、国道28号福良口交差点周辺に指定緊急避難場所を整備し、3月22日から市が同避難場所として指定しました。
面積は1,034平方メートルで、照明灯3基と誘導看板4枚を設置。津波の際などに市民の安全確保のための一時的な避難場所として活用します。
教育長の紹介
- 教育長
新宅 忠敏(63歳・潮美台)
任期 令和6年4月1日~
令和9年3月31日
南あわじ市議会の同意を得て、4月1日付けで、新宅忠敏氏が教育長に就任しました。
- 新宅教育長の経歴
昭和59年に川西市立川西中学校で教諭として採用され、市では広田小学校、阿万小学校で校長に就き、市教育委員会学校教育指導員を3月15日付けで退職しました。
淡路島南ICご利用の皆さまへ
GW連休中は西淡三原ICの利用にご協力ください
淡路島南IC付近は、GWなど連休期間中は観光客の利用により大変渋滞します。できるだけ西淡三原ICをご利用いただきますようご協力をお願いします。
また、らん・らんバス西循環線(せい太くん号)は4月27日から5月6日まで、「うずの丘」バス停では乗降できませんのでご注意ください。ご協力よろしくお願いいたします。
問合せ:万博・観光戦略室(電話43-5221)