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広報南あわじ「まちかどトピックス」(令和5年1月号)

印刷用ページを表示する更新日:2023年1月1日更新 <外部リンク>

「阿万の風流大踊小踊」を含む全国41件
「風流踊」ユネスコ無形文化遺産に

国連教育科学文化機関(ユネスコ)政府間委員会が11月30日、「阿万の風流大踊小踊」などを含む「風流踊」を無形文化遺産に登録すると決定しました。
風流踊は全国各地の歴史や風土に応じ、さまざまな形で伝承されてきた民俗芸能で、除災や死者供養、豊作祈願、雨乞いなどを願う祈りが込められています。すでに同遺産に登録されている神奈川県の「チャッキラコ」に加える形で、国指定重要無形民俗文化財の41件が1つの遺産として登録されることとなりました。
阿万上町に伝わる「阿万の風流大踊小踊」は、大踊と小踊の2種類の踊りで構成。大踊は室町末期、小踊は江戸中期に発祥したとみられます。住民らが400年以上継承しており、現在では毎年9月に亀岡八幡神社の祭礼で奉納されています。
継承活動に取り組む阿万風流踊保存会の佐渡達史会長は「先輩方が継承してきたことで世界に認められた。その努力に感謝し、次世代にも伝えていきたい」と話していました。

プロの言葉と技術から勇気をもらう
「夢プロジェクト」で著名人と交流

小中学生に夢を持って生活してもらおうと、著名なスポーツ選手や文化人らを講師に招く「夢プロジェクト」が開催されました。
11月25日、南淡中学校に元プロ野球選手の関本賢太郎さんを招きました。関本さんは、全校生徒を対象に講演を行い、夢をかなえるためには日頃の時間の使い方と失敗を成功につなげることが大切と語りました。また、野球部には指導を行い、部員らは熱心にアドバイスに聞き入っていました。
12月3日には、2022年シーズンに日本一に輝いたプロ野球チーム、オリックス・バファローズの選手7人を招致。三原健康広場で市内の少年野球チーム約120人を対象に指導や交流試合を行い、参加した子どもたちは選手らの迫力あるプレーに目を輝かせていました。交流試合でピッチャーを務めた濱口大虎さん(松帆少年野球クラブ)は、「たくさん打たれたけれど、普段の少年野球とは違った経験で楽しかった」と話していました。

保育施設の児童らへ
あべいすとが絵本寄贈

株式会社あべいすと(洲本市)から、市内保育所など23施設に絵本が寄贈されました。
同社は地域支援の取り組みとして「子どもたちに豊かな感性を」と、毎年絵本を寄贈しており今回で7回目。各施設の希望に応じて、人気の絵本や空想上の生き物図鑑など、計152冊が園児らに贈られました。
賀集保育所では、園児らがお礼の気持ちを込めた感謝状を作成。「ありがとう」のメッセージが、あべいすとの安部則行社長に届けられました。

西淡中生も避難所運営・放水訓練など参加
南海トラフに備えて防災訓練

南海トラフ巨大地震に備えるため、11月20日に南あわじ市総合防災訓練を実施しました。市内で震度7の揺れを観測し、大津波警報が発表されたという想定で行われ、市内で約4,500人が参加しました。
メイン会場となった西淡中学校での訓練には、同校の生徒や住民、関係者ら約640人が参加しました。体育館で実施した避難所運営訓練では、生徒らが受付を担当。検温や名簿作成、避難スペースへの誘導などを行いました。グラウンドでは、生徒らが消防団の指導のもと放水訓練や負傷者の搬送訓練を行ったほか、淡路広域消防事務組合や県警機動隊による救出訓練などがありました。

近畿高校駅伝大会
高校生が南あわじ路を駆ける

男子第73回・女子第38回近畿高校駅伝大会が、11月27日に南あわじ市で開催されました。
大会には、近畿2府4県から男子・女子それぞれ39チームが参加。おのころ島神社大鳥居前をスタートした選手は必死にたすきをつなぎ、男子7区間42.195キロ、女子5区間21.0975キロを駆け抜けました。男子は西脇工業高校(兵庫)、女子は立命館宇治高校(京都)が優勝しました。
なお、次回の同大会は令和5年11月26日に南あわじ市で開催される予定です。