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広報南あわじ「まちかどトピックス」(令和4年11月号)

印刷用ページを表示する更新日:2022年11月1日更新 <外部リンク>

慶野松原の絶景との共演
淡路人形座 野掛け芝居

10月1日と2日、慶野松原で淡路人形座が「野掛け芝居」を行いました。野掛け芝居は、人形浄瑠璃を屋外で上演するもの。昭和初期ごろまでは神社の境内などでの公演が人気でしたが、時代の流れや戦争の影響で衰退していました。また、島内の一座が旅興行として野掛け芝居公演を行っていたのはおよそ100年前までといいます。
今回、慶野松原の浜辺に設置したステージで、野掛け芝居が復活。雄大な海や夕日を背に「戎舞」と「玉藻前曦袂 狐七化けの段」の2演目を披露し、観客らは劇場での観覧とは違った昔の旅興行の趣を楽しみました。
淡路人形座では、今後も観光施設やホテルなどで野掛け芝居を披露したいとしています。

高校生が企画した環境ワークショップも実施
3海峡クリーンアップ参加者募集中

鳴門の渦潮世界遺産をめざす運動の一環として「3海峡クリーンアップ大作戦」が11月5日、伊毘海岸などで行われます。渦潮発生のメカニズムに大きく関わる鳴門、紀淡、明石の3海峡周辺の海岸清掃を通じて、世界遺産登録への機運を高めようという取り組み。伊毘海岸では、高校生が企画した環境ワークショップ「ビーチコーミング」(当日先着50組)なども実施されます。
ビーチコーミングの内容は、洲本実業高校ユネスコクラブの部員らが考案。親子連れの参加者に漂着物を拾いながらビンゴゲームをしてもらうといいます。10月2日には淡路三原高校ボランティア同好会のメンバーも加わってリハーサルが行われました。当日は漂着物の見つけやすさなどの課題を改善して臨みます。
洲本実業高校ユネスコクラブ部長の澤田梨瑚さんは「漂着物がどこから来たか、ごみはどうすれば少なくなるか子どもたちに考えてほしい」と話していました。

3海峡クリーンアップ大作戦

日時:11月5日(土曜日)午前10時~正午(オープニングセレモニー午前9時30分~)
場所:伊毘うずしお村海水浴場
問合せ:同実行委員会事務局(電話080-8541-0385)

消防団の災害への対応力向上へ
応急手当の正確さを競う

南あわじ市消防団が10月2日、「応急手当競技会」を実施しました。消防団幹部やなでしこ分団員ら約50人が参加し、傷病者への手当や救命処置の正確さなどを競いました。
競技会は、災害発生直後の救助活動への対応力を向上させようと企画。淡路広域消防事務組合の職員が審査する中、団員らは3人1組となり、三角巾を使った手当や心肺蘇生法、担架での搬送などの処置を行いました。
波戸崎直弘団長は「大規模災害時は負傷者が多数おり、救急車もすぐに来られないことが想定される。災害への対応ができる組織づくりに努めたい」と話していました。

川の生き物から環境問題を学ぶ
広田小学校で環境学習

9月30日、身近な川の生き物の観察を通して環境問題について考える機会を持ってもらおうと、広田小学校3年生42人を対象に、地球温暖化防止活動推進員と淡路県民局環境課による環境学習が開催されました。
児童らは、初尾川に生息する生き物を採取して教室に持ち帰り、虫眼鏡や顕微鏡で指標生物の写真と照らし合わせて観察。メダカやナミウズムシ、ゲンゴロウなどたくさんの生き物の姿に驚いていました。また、きれいな水に住む生き物と汚れた水に住む生き物に分類した結果、水質総合判定は4段階中最もきれいな水「水質階級1」と判定されました。

来年12月にオープン予定
灘黒岩水仙郷・管理棟を起工

淡路島の冬の風物詩である「灘黒岩水仙郷」で10月7日、新管理棟の安全祈願祭と起工式がありました。
斜面の一帯に水仙が群生する同水仙郷。施設の老朽化やユニバーサルデザインへの対応のため、再整備することとなり、昨シーズンから休園しています。旧管理棟は昨年度、解体工事が完了。新管理棟は鉄筋コンクリート造りの2階建てで、売店や飲食スペース、展望バルコニーを設けます。
同水仙郷は来年12月にオープン予定。リニューアル後は、サイクリストらが休憩できる施設など、水仙シーズン以外の活用も検討されています。