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広報南あわじ「市政ひろば1」(令和4年10月号)
アフタースクールがつくる放課後の「学ぶ楽しさ」
「学ぶ楽しさ日本一」をめざす南あわじ市。アフタースクールでは、放課後の児童の居場所として、遊びを通じた文化、芸術、スポーツなどのさまざまな体験プログラムを実施しています。
アフタースクールは、子どもたちが主体的に学び、「なりたい自分を見つける」ことができる場として、学童保育を利用する児童を含めた実施校区のすべての児童を対象に、小学校の空き教室などを活用して放課後に開設しています。現在、市内の5小学校区(八木、広田、湊、倭文、阿万)で実施しており、2小学校区(福良、神代)でも実施に向けて準備中です。実施校区は順次増やしており、将来的には全小学校区(15校区)で開設する予定です。
アフタースクールの特徴
- 放課後の小学校などに開設
移動の手間がなく、子どもたちも参加しやすい小学校施設などを活用しています。 - 1~6年生まで誰でも参加できる
保護者の就労などに関わらず、1~6年生までのすべての児童が参加できます。 - 講師たちの体験プログラム
専門講師のほか、趣味・特技を生かした地域の人を「まちの先生」に迎え、プログラムを行います。
アフタースクールってどんなところ?
体験プログラムなどで、子どもたちの学びをサポートするアフタースクール。子どもたちや保護者、まちの先生に、それぞれの視点からアフタースクールについてお話を聞きました。
小学3年生からアフタースクールに通う
松下莉桜さん(八木小6年)、浦瀬加瑛愛さん(八木小6年)
プログラムが楽しそうだと思ってアフタースクールに参加しました。ダンスのプログラムが好きで、先生に教わったり、振付を自分たちで考えたりしています。いろんなプログラムがあって、参加も自由にできるのが、アフタースクールの良いところです。年下の子とも仲良くなれて、学校で会ったときも話しやすいです。
八木・湊でプログラミングを教える「まちの先生」
藤崎耕平さん
自分も楽しみながら伝え、子どもたちと同じ目線で話すように心がけています。最初は指1本でキーボートを押していた子も、両手を使ってタイピングできるようになりました。子どもたちの考え方や個性がプログラミングにも出ていて面白いです。学校の授業にも役立つ考え方を学んでくれればと思っています。
息子の孝輔さん(広田小2年)がアフタースクールに通う
佐野亜紀さん
アフタースクールは学童保育と違い、遊びや学びなどプラスのことがあると思いました。息子は将棋やスポーツのプログラムが好きで、自分でプログラムの予定表を見て、喜んで参加しています。家でもアフタースクールでの出来事を教えてくれるので、私も息子の話を楽しみに迎えに行っています。
「放課後事業スタッフ」、「まちの先生」募集
アフタースクールや学童保育所のスタッフ、趣味や特技を生かして子どもたちにさまざまなことを教えてくれる「まちの先生」を募集しています。
- スタッフの業務
放課後の小学生の創作活動や遊びの提供・見守り、児童の出席確認の支援など - 「まちの先生」による体験プログラムの例
スポーツ、工作、ウクレレ、虫の観察、動画編集、将棋、そろばんなど
問合せ:体育青少年課(電話43-5234)まで