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広報南あわじ「まちかどトピックス」(令和4年9月号)

印刷用ページを表示する更新日:2022年9月1日更新 <外部リンク>

東日本大震災被災者の声を聞く
防災ジュニアリーダー研修

8月2日、榎列公民館で防災ジュニアリーダー研修を開催しました。研修は、子どもたちが将来にわたって主体的に市の防災に関わり、安全・安心なまちづくりに貢献しようとする防災意識を高めていくためのもの。市内の小・中・高校生と、防災教育に取り組む大学生の計49人が受講しました。
研修は、東日本大震災の被災地とオンラインでつないで開催。宮城県の元中学教師の佐藤敏郎さん、東北大学非常勤講師の齋藤幸男さんが、被災体験や防災への思いを伝えました。
佐藤さんは、震災で大きな被害を受けた石巻市立大川小学校跡地で、震災時同校の5年生で津波から助かった只野哲也さんと当時の恐怖と緊迫した状況を説明。また、震災時石巻西高校の教頭を務めていた齋藤さんは、自らの経験で感じた、子どもたちが持つ被災後の困難を打開する力について語りました。
参加した谷田彩蔵さん(福良小6年)は「津波の怖さがよく分かった。南海トラフ地震も心配されているので、防災の大切さを周りの人に伝えたい」と話しました。

平和への願いを新たに
戦没学徒追悼献花式を挙行

終戦の日の8月15日、若人の広場公園で市主催の戦没学徒追悼献花式が行われました。
式典には行政関係者のほか、市遺族会や各種団体の関係者ら約20人が参列。先の大戦で散華された約20万人の学徒に黙祷を捧げた後、白菊を献花台に供え、戦没学徒の追悼と平和への誓いを新たにしました。
市遺族会の川上英夫会長は「戦争を知らない世代が社会の大半となったが、ロシアによるウクライナ侵攻を見て、戦争の残酷さを感じているはず。戦争の悲惨さ、命の大切さを語り継ぐことが遺族会の使命です」と追悼の言葉を述べました。
同日の夜には、戦没者を追悼し、恒久平和を祈る「萬灯会」を開催しました。約1,200個の灯籠が公園内を照らし、「平和」の文字が浮かび上がりました。また、ウクライナ侵攻の収束を祈り、ウクライナ語で平和を意味する「MИP」(ミール)の形にも灯籠が灯されました。

淡路三原高校生が参加
子どもとふれあう機会に

子育て学習・支援センターの「出前ひろば」で、淡路三原高校の生徒12人が8月2日、9日、30日の3回に分かれて乳幼児や保護者らと交流しました。
交流には、選択授業「子どもの発達と保育」を受ける3年生が参加。子どもたちとおもちゃで遊んだり、絵本を読み聞かせたりして、親子とふれあいました。参加した高校生らは「いろんな年齢の子どもたちとふれあえて楽しかった」「一緒に遊ぶと喜んでくれたのがうれしかった」と話していました。

海の環境改善に
福良小児童らが稚ナマコ放流

7月12日、福良小学校の6年生約30人が福良湾に稚ナマコを放流しました。
この取り組みは、11月13日に明石市で開かれる「全国豊かな海づくり大会」の機運を高めようと、県内各地で行われているリレー放流の一環。ナマコは海底でヘドロのもとになる生物の死骸やふんを食べて分解することから「海の掃除屋」とも呼ばれており、放流による環境の改善が期待されています。児童らは、県・市職員から福良地区の漁業や海の環境について話を聞いた後、福良港へ移動。体長約1センチの稚ナマコ約600匹を海に放ちました。

ユニバーサルスポーツで汗を流す
シッティングバレー体験交流会

7月18日に文化体育館で、シッティングバレーボールの体験交流会が開催されました。シッティングバレーボールは、座ったまま行う競技で、障害者も健常者も分け隔てなく楽しむことができるユニバーサルスポーツです。
この日は、同競技のパラリンピック日本代表の谷河勇綺選手と西家道代選手を招き、市内の小学生バレーボールチーム4チームが参加。ルールや動き方のこつなどを教わったあと、交流試合を行いました。
参加した亀井望羽さん(辰美JVC)は「座ったまま動くのは最初難しかったけど、慣れると楽しかった。また挑戦してみたい」と話していました。