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広報南あわじ「まちかどトピックス」(令和4年8月号)

印刷用ページを表示する更新日:2022年8月1日更新 <外部リンク>

青銅が伝える古代のロマン
松帆銅鐸全7点を一挙公開

滝川記念美術館玉青館で、市内で発見された松帆銅鐸全7点を一挙公開する松帆銅鐸夏季特別展「奇跡の松帆銅鐸展~砂山からの軌跡~」を開催しています。松帆銅鐸1号~7号の調査が終了したことから、7点そろっての展示が初めて実現しました。
銅鐸とは、2,000年以上前の弥生時代に作られた青銅器で、釣鐘形のベル。松帆銅鐸は平成27年に砂置場で発見されました。7個という大量の銅鐸がまとまって見つかったことや、吊り下げて銅鐸を鳴らすための青銅製の棒(舌(ぜつ))が入っていたことは非常に珍しく、「国宝級の資料」として注目されています。同特別展は、9月11日(日曜日)まで開催予定です。
また、同特別展が始まった7月6日には、県立相生産業高校が製作した銅鐸復元品の贈呈式がありました。同校の機械科では、青銅器の制作に取り組んでおり、このたび、生徒らが3号銅鐸と舌を復元し、その成果物を市に贈呈。玉青館の来館者が直接手で触れることができる「ハンズオン展示」されています。

国際宇宙ステーション滞在のタマネギ収穫
「宇宙タマネギ」のお味は

7月5日、淡路農業技術センターで、「東北復興宇宙ミッション」の一環で宇宙に打ち上げられた種から実った「宇宙タマネギ」収穫の報告会が行われました。
このプロジェクトでは、昨年度、東日本大震災から10年の節目に合わせて、国際宇宙ステーション(ISS)から復興支援への感謝のメッセージを世界に向けて発信。被災地を中心とした46地域が参加し、各地域から集めた記念品を宇宙フライトさせ、帰還後に地域振興や産業創成に活用することが計画されています。被災地を支援する自治体として参加した南あわじ市からは淡路島タマネギ「淡路中甲高黄」の種約1,000粒を預け、昨年6月4日から37日間の宇宙滞在の後、地球に帰還。約100粒を栽培し、約80個のタマネギが収穫されました。
報告会では、同プロジェクトの事務局である一般財団法人ワンアースの松林眞弘さんら関係者が宇宙タマネギを試食。島内の主流品種「ターザン」と食べ比べ、「宇宙タマネギの方がシャキシャキ感が強くて甘い」「宇宙の香りがする」と会話を交わしていました。
今後は、約20球を母球として定植し、来年7月ごろに種子約2万粒の採取を見込んでいます。その後は希望する農家に栽培してもらい、新たなブランド品種にすることをめざします。

沼島中の陸上部で導入
外部コーチによる遠隔指導

部活動の指導環境を整えようと沼島中学校陸上部で、インターネットを通じた遠隔指導が行われています。
携帯電話大手のソフトバンクのサービス「スマートコーチ」を活用。練習で撮影した部員の映像を、顧問教諭が専用アプリで外部コーチに送信すると、コーチが矢印や図形を書き込んで「添削」された動画が送り返されます。部員らはフォームの改善点やトレーニングのメニューなどを動画で確認して、練習に取り組んでいます。
同部の三宅瞳さん(3年)は「円盤投げの記録が伸びた。自分の回り方や投げ方を、動画で添削してくれてわかりやすい」と話していました。

好きなことを見つけて頑張ることが大切
西淡中で夢プロジェクト

小中学生に大きな夢を持って生活してもらおうと、著名なスポーツ選手や文化人らを講師に招いて行われる「夢プロジェクト」。6月27日に西淡中学校で、漫才コンビ「ますだおかだ」の増田英彦さんが講師となり、全校生188人に夢に挑むことの大切さを話しました。
増田さんは、お笑い芸人として成功するという夢を叶えた経験談を、笑いを交えて披露。「好きなことを見つけてほしい。どんな道でも覚悟を決めて頑張れば、それが正解になる」と熱く語りました。また、父親の故郷への思いを込めて自身が作詞・作曲してCDを発売した歌「淡路島」を歌い、生徒らを楽しませました。

日頃の練習の成果を披露
ふれあい文化芸能祭

6月22日~7月18日までの間、中央公民館で「第14回南あわじ市ふれあい文化芸能祭」が開催されました。
期間中はカラオケや、舞踊や大正琴、コーラスなどの芸能の舞台発表のほか、手工芸や絵画、書道、盆栽、写真の作品の展示があり、訪れた人たちを楽しませていました。