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広報南あわじ「市政ひろば2」(令和4年6月号)
春の叙勲 旭日双光章
元県小型船舶工業会副会長
増井 健一 さん(福良)
増井さんは、49年間にわたり造船業の振興に尽力されています。
23歳で社長に就任され、単身で海外に渡り商社を通さず直接受注する先駆的な市場開拓に成功するなど、経営者として厳しい造船業界を行動力と画期的なアイデアで切り拓いてこられました。
「叙勲を励みに、少しでも社会に恩返しができるようより一層奮励したい」と受章の喜びを話されました。
受賞おめでとう
(順不同)
◆全国人権擁護委員連合会長表彰
芝 壽郎 さん (福良)
◆兵庫県自治賞(福祉功労)
濱口 文子 さん (南あわじ市婦人共励会長/松帆)
◆兵庫県こうのとり賞
榎本 澄枝 さん (南あわじ市更生保護女性会/神代)
福岡 妙子 さん (南あわじ市消費者協会/倭文)
子どもたちの安全な通学のため
横断歩道をカラー舗装
4月27日、潮美台と市の市道に、路面を白とグリーンにカラー舗装した横断歩道を整備しました。いずれも信号機がなく、通行量が多い場所で、通学路となっています。ドライバーに目立つようにすることで横断歩道前での減速を促し、子どもたちの安全につなげます。
潮美台で整備した横断歩道は、南淡中と北阿万小の通学路となっている三差路の2カ所。また、市は市小の通学路の1カ所です。市小の山下百合香校長は「ドライバーの人には、子どもたちが安全に通学できるよう心掛けてほしい」と話しました。
なお、市では、通学路上の既存横断歩道についても検討を進め、順次カラー舗装を行う予定です。
地域コミュニティー強化へ
地域行事の再開を応援
南あわじ市では、コロナ禍で中止を余儀なくされてきた地域の祭りやスポーツ交流事業など、地域の住民交流事業の再開を応援するため「地域行事等再開応援事業補助金」を令和4年度に設けました。対象団体は自治会や地域づくり協議会。地域ぐるみの行事の再開を支援することで、コロナ禍で弱体化が懸念される地域コミュニティーの再強化をめざします。
阿万地区では4月17日にこの制度を活用して、亀岡八幡宮で3年ぶりに春祭りが開かれました。みこし1基とだんじり3台がまちを勇壮に練り歩き、沿道では多くの住民が笑顔で見守っていました。