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広報南あわじ「まちかどトピックス」(令和4年3月号)

印刷用ページを表示する更新日:2022年3月1日更新 <外部リンク>

AWAJI未来探検隊
野生生物との共存を考える

国立淡路青少年交流の家では、小中学生に淡路島の課題や未来を考えてもらうことを目的に、平成27年度から「AWAJI未来探検隊」事業を行っています。今年度は「野生生物との共存」をテーマに12月と2月の2回に分けてプログラムが行われ、島内外15人の小中学生が参加。地元猟師らから淡路島の野生生物や農業被害の話を聞き、ジビエ料理を作ったり、諭鶴羽山で豊かな自然に触れたりすることで野生生物との共存について考察しました。
2月6日、プログラムを通して学んだことや考えたことを自分たちでまとめたショートムービーの上映会が同施設で開催。上映後にはそれぞれのメンバーが、考えたことやムービーを作る上で苦労したことなどを発表しました。
プログラムに参加した中田旭さん(南淡中1年)は「有害鳥獣用のワナを設置したり諭鶴羽山道を歩いたりしたのは良い経験になった。農業被害を抑えるための仕事をしてくれている人のことも知ることができて良かった」と話しました。
 

地域おこし協力隊・地域再生協働員
1年間の地域活性化活動を報告

都市部から南あわじ市に移り住み、地域活性化や産業振興の活動を行う地域おこし協力隊と地域再生協働員。2月9日に、市役所で、隊員らの令和3年度活動報告会が開催されました。報告会では、地域おこし協力隊として農産物の地産地消の推進などを行う高杉千春さんと、水産物の販売支援等に関する活動を行う黒田智昭さん、地域再生協働員として沼島の観光支援を行う小野山豪さんと、福良地区への移住支援などを行う武政彰吾さんの4人が報告を行いました。
2年前に東京から福良に移住した武政彰吾さんは「文化や習慣の違いは驚くことばかりだが、それが地域の魅力でもある。これからもいろいろな方法で地域の魅力を発信し、活性化につなげていきたい」と話しました。
報告会の模様は3月21日からさんさんネットコミュニティチャンネルで放送予定です。
 

防災教育に力を注ぐ
福良小が「ぼうさい甲子園」入賞

優れた防災教育の取り組みを表彰する1.17防災未来賞「ぼうさい甲子園」で、福良小学校が「URレジリエンス賞」を受賞しました。
福良小は、学校周辺の危険箇所を調べて地図にまとめたほか、地域・家庭・学校による合同防災訓練や土石流災害にあった静岡県熱海市への募金など、防災活動に熱心に取り組んでいます。
ぼうさい甲子園は兵庫県などが主催しており、全国の小学校から大学までの応募があった中から、同小の取り組みがレジリエンス(縮災)につながると評価されました。
 

淡路瓦工業組合が出前授業
西淡中で鬼瓦づくり体験

約400年の歴史がある「淡路瓦」の魅力を知ってもらおうと1月21日、西淡中学校で淡路瓦工業組合が出前授業を行いました。
出前授業には3年生約80人が参加し、淡路瓦の歴史や現在の取り組みなどの解説を聞いた後、鬼瓦づくりに挑戦。生徒らは粘土の上に書いた鬼の顔に、粘土で作った目や角などのパーツをつけたり、カッターナイフで口の部分を削ったりして、約2時間で個性豊かな鬼瓦を作製しました。
作品は同組合が乾燥させた後に焼き上げ、卒業前に生徒らにプレゼントされます。
 

淡路木偶づくり講座
淡路人形浄瑠璃を陰で支える

伝統文化を守り育てた功績をたたえる兵庫県芸術文化協会の「ふるさと文化賞」を「淡路木偶づくり講座」が受賞しました。
同講座は、人形浄瑠璃で使用される頭や人形を制作する「木偶づくり」の技術を継承しようと昭和58年に始まりました。現在は約15人が活動しており、淡路人形座や後継者団体の人形の制作や修理にも取り組んでいます。毎週土曜日の午後1時30分~4時、淡路人形浄瑠璃資料館で開いており、参加や見学を募集しています。
問合せ:淡路人形浄瑠璃資料館
電話:42-5115