本文
広報南あわじ「市政ひろば1」(令和3年10月号)
「もったいない」を「ありがとう」に
フードドライブをご存じですか?
「買いすぎてしまい食べきれそうにない」「たくさんもらって余ってる」など、ご家庭に眠っている食品・食材はありませんか?
「フードドライブ」は、ご家庭などで眠っている食品・食材を持ち寄り、生活に不安を感じている人や福祉施設などに寄付をする活動のことです。フードドライブは誰でも気軽に参加でき、食品ロスの削減にもつながります。
食品ロス問題
「食品ロス」とは、まだ食べられるのに廃棄される食品のことです。
日本では、年間2,531万トンの食品廃棄物が出されており、このうち、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる食品ロスは600万トンです(平成30年度推計値)。これは、国民一人あたり毎日茶碗1杯分のごはんを捨てているのと同じ量になります。
食品ロスの多くは家庭からのもので、食品ロス全体の約半分を占めるといわれています。大切な資源の有効活用や環境負荷への配慮から、食品ロスを減らすことが重要です。
フードドライブで集まった食品・食材は必要な人へ
市民の皆さんからの寄付で集まった食品・食材は「フードバンク淡路島」(広田)を通じて福祉施設などに届けられるほか、南あわじ市社会福祉協議会が食品などを必要としている人へ無料でお渡しする「パントリープロジェクト」で、生活に不安を感じている人へ届けられます。
毎月実施!気軽に参加できる「フードドライブ・デイ」
誰でも気軽に食品・食材の持ち込みができるように、毎月末の平日3日間、南あわじ市消費者協会が市内4カ所の公民館に食品受付箱を設置します。ご家庭などで眠っている食品・食材があれば、ぜひお持ちください。
日時
毎月末の平日3日間(午前9時~午後4時)
※10月は27~29日。11月は26、29、30日(12月以降は広報紙などでお知らせします)
場所
広田地区公民館、湊地区公民館、中央公民館、福良地区公民館
〇提供いただきたい食品・食材
- お米(白米、玄米、アルファ化米)
- パスタ、そうめんなどの乾麺
- 缶詰、インスタント食品、レトルト食品
- 粉ミルク、離乳食、お菓子
- 調味料(醤油、食用油など)
- 生野菜(傷みのないもの)
×提供いただけない食品・食材
- 賞味期限が1カ月を切っている食品
- 賞味期限が明記されていない食品
※お米、生野菜、砂糖、食塩などの食品は除く - 開封されているもの
- 生鮮食品(生肉、魚介類)、冷凍食品
- アルコール(みりん、料理酒は除く)
食でつなぐ!南あわじの輪!架け橋パントリープロジェクト
生活に不安を感じている人に、市民の皆さまから提供いただいた食品・食材をお渡しし支援するとともに食品・食材が市民をつなぐ架け橋となるようプロジェクトをすすめています。また、食材無料配布会とあわせて、相談窓口を設置し、不安や悩みについての相談も受付しています。
食品・食材を必要とされている人へのお渡し方法
- 定期的(年間3回程度)に食材無料配布会を開催しています。
- フードバンク淡路島を通じて、主に市内の福祉施設などへお渡ししています。
- 状況をお聞きし必要に応じて、随時お渡ししています。
食材提供について聞きたい人は、下記までお問合せください
南あわじ市社会福祉協議会(所在地:広田広田1064番地)
Tel:(0799)44-3007 Fax:(0799)44-3037