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広報南あわじ「まちかどトピックス」(令和3年9月号)

印刷用ページを表示する更新日:2021年9月1日更新 <外部リンク>

自分たちにできることを
小中学生が熱海土石流災害被災地に義援金

市内の小学校児童会、中学校生徒会が、静岡県熱海市で発生した大規模土石流災害への募金活動を行いました。
南海トラフ地震に備える地域にある福良小学校の児童会と南淡中学校の生徒会が、防災活動で熱海市土石流災害を取り上げた際、「自分たちに何ができるか」を考え、募金を発案。その後、市内の各校に協力を得るために動画とポスターを作成して募金を呼びかけました。
7月下旬から約2週間で集まった義援金は21万9,778円。8月5日、福良小児童会の代表3人と南淡中生徒会の本部役員2人が市役所からバスで出発し、日本赤十字社兵庫県支部(神戸市)に届けました。
福良小6年で児童会副会長の高見奏太朗さんは「応援しているという思いを困っている人に届けたい」。南淡中3年で生徒会長の前田桃花さんは「義援金が熱海市で困っている人の元気につながれば」と思いを話していました。

防災を考えるきかっけに
宇宙を旅したタマネギの種が帰還

東日本大震災から10年の節目に合わせ、国際宇宙ステーション(ISS)から復興支援への感謝のメッセージを世界に向けて発信する「東北復興宇宙ミッション」の一環で宇宙に打ち上げられた淡路島タマネギの種が地球に帰還しました。8月4日、市役所で行われた南あわじ市への返還式で、同プロジェクトの事務局である一般財団法人ワンアースの松林眞弘さんから、帰還した種が守本市長に手渡されました。
同プロジェクトには被災地を中心とした全46地域が参加。各参加地域から集めた記念品を宇宙フライトさせ、帰還後に地域振興や産業創成に活用することが計画されました。被災地を支援する自治体として参加した南あわじ市からは淡路島タマネギ「淡路中甲高黄」の種約1,000粒を預けていました。
種は6月4日に宇宙に旅立ち、37日間の宇宙滞在の後、地球に帰還。今後、南淡路農業改良普及センターがこの種から母球を育て、増やされた種は2023年9月ごろに希望する農家に配られる予定です。

地域おこし協力隊に黒田さん
水産物の地産地消促進へ

南あわじ市の地域おこし協力隊に、神戸市出身の黒田智昭さんが新たに就任しました。今後、水産物の地産地消の促進などに取り組みます。
黒田さんは家業の飲食店を引き継ぎ、約24年間、公共施設内でレストランを経営していました。淡路島にはよく遊びに来ていたといい、地域おこし協力隊の募集を知って応募。「環境も良く、人の温かみが感じられるところで子育てをしたい」と家族4人で市内に転居しました。
7月20日に市役所で、守本市長から委嘱状を受け取った黒田さん。「関係者の皆さんに指導いただきながら、地域の力になれるよう頑張りたい」と意気込みを語りました。

小中学校で舞子高校の出前授業
災害時の行動を学ぶ

神代小学校と西淡中学校で7月14日、県立舞子高校の生徒らによる防災出前授業がありました。
同授業は、南あわじ市と同高校の教育提携事業の一環。市内の小中学生に災害時の正しい知識や行動を身につけてもらおうと、平成29年度から毎年実施されています。
神代小学校では5年生25人を対象に行われ、児童らは南あわじ市の地図に色を塗って、災害時に危険な箇所を確認したり、地震が発生したときに身を守るための行動を学んだりしました。

歴史に思いをはせて
志知城跡で竹水鉄砲合戦

8月1日、志知城跡で「竹水鉄砲合戦」が開催されました。これは、志知松本自治会が志知城のPRのために企画・開催したイベントで、参加者は竹水鉄砲で的当て合戦を楽しみました。
1チーム5人の計6チームで、うまく水が飛ぶよう工夫しながら竹で水鉄砲を作り、竹竿にぶら下げた5枚の的を落とす速さを競いました。トーナメントを勝ち抜いたチームには淡路牛など豪華賞品が贈呈されました。
松本自治会の関口功自治会長は「黒田官兵衛が在城したこともある志知城を多くの人に知ってもらいたい」と話しました。