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広報南あわじ「市政ひろば2」(令和3年9月号)

印刷用ページを表示する更新日:2021年9月1日更新 <外部リンク>

【特集】認知症になっても安心して暮らせるまちに

ともに支え合うために

認知症は誰にでも起こりうるものです。南あわじ市では、認知症になっても住み慣れた地域で、安心してその人らしい生活を継続できるように、さまざまな事業に取り組んでいます。事業の詳細は、地域包括支援センター(TEL:43-5237)までお問合せください。

認知症を支える家族の会「スマイル」

~介護家族も元気に暮らそう~

「スマイル」では、認知症の家族を介護している人、認知症の家族の介護を経験した人、認知症の介護に関心のある人が集まって、月に1回定例会を開き、情報の交換、会員同士の交流を行っています。

認知症カフェ「スマイルカフェ」

~誰でも気軽に参加できる~

認知症やその家族、地域の人、専門職等、誰でも気軽に参加でき、ゆったりと過ごせる場所です。いちばん星(住所:市福永572番地)で毎月第4木曜日、午後2時~4時に開催しています。

認知症サポーター養成講座

~認知症の知識を身につける~

認知症について正しく理解し、認知症の人やその家族を見守り、支援する「認知症サポーター」を養成する講座です。講座は5人以上のグループを対象に実施しています。市内ではこれまで延べ約5,500人(7月末現在)が講座を受講しています。

チームオレンジ

~地域で支えよう~

「チームオレンジ」は認知症の人とその家族、認知症サポーター、多職種の職域サポーター等で作るチームです。地域での見守りなど、早期から継続して支援することをめざしています。南あわじ市でも2025年までの立ち上げを目標に、実態把握や体制整備を行っていきます。

高齢者等の見守り・SOSネットワーク事業

~「もしも」に備える~

1.事前登録制度

認知症等で行方不明になる恐れのある人の特徴や連絡先、写真などを事前に登録し、関係機関が情報を共有します。万が一、行方不明になった場合、登録内容をもとにした情報が防災ネットで配信され、関係機関が捜索に協力します。

2.訓練

認知症の人への対応を学び、認知症の人が行方不明になった想定で探す、声をかけるという体験をします。認知症になっても安心して暮らせる地域づくりをめざして、あなたの地域でも訓練をしてみませんか。

 

消防団がブラインド訓練
シナリオなしの災害に備える

南あわじ市消防団が、参加者に事前に内容を伝えずに行う「ブラインド訓練」を三原川河川公園で実施しています。
ブラインド訓練は、参加する団員らには事前に詳しい訓練内容を伝えずに行うもの。災害現場での活動を念頭に置いた実戦的な訓練に取り組もうと、7月25日から毎週日曜日、各分団が交代で参加しています。
当日に想定を知った団員らは、選任分団長の指揮のもと訓練に参加。消防団幹部らの指導を受けながら、消防ポンプ車や救助用資機材を使った訓練を実施しました。
訓練終了後には、淡路広域消防事務組合南淡分署の署員から講評があり、訓練中に気づいた注意点や改善点などについて指摘がありました。
市消防団の波戸崎直弘団長は「災害時の活動に生かせるように、次の訓練も考えたい」と話していました。

避難所に段ボール製品を供給
関西パック(株)と協定

南あわじ市と関西パック株式会社は7月21日、避難所の円滑な運営実施のための物品提供に関する災害時応援協定を締結しました。
同社は、段ボール資材の製造・加工等を行う企業。市は、大規模な災害が発生した際、避難所で利用する段ボール製の間仕切りやベッドなどの供給を要請します。
同日に市役所で締結式があり、同社の前川太一郎社長と守本市長が協定書に署名。前川社長は「段ボール製品は扱いやすく、保温性も高い。供給する製品が避難所生活の精神的な助けになれば」と話しました。

子ども議会開催
小学生15人が質問や提案

8月5日、市議会議場で「第7回南あわじ市子ども議会」が行われました。
子ども議会は、まちの将来を担う子どもたちに政治や行政に関心を持ってもらおうと、南あわじ市議会が開催。市内の各小学校から代表に選ばれた6年生15人が、子ども議員として市議会議員に質問や提案を行いました。
議長は榎本花璃菜さん(神代小)、副議長は村上蒼馬さん(辰美小)が務めました。子ども議員からは通学路の交通安全や学校の施設整備、環境問題など各小学校で話し合った内容について提案があり、市議会議員が丁寧に答弁しました。
詳しくは、10月31日発行の「議会だより」に掲載されます。